エルニーニョ確率70%に上昇、秋は雨多く
豪気象庁が14日発表したエルニーニョ・南方振動(ENSO)最新報告によると、異常気象をもたらすエルニーニョ現象が今年発生する確率は現時点で70%と、2週間前の前回予測50%から上昇した。
ブリスベンの飲食店、 数百軒が基準満たさず
ブリスベン市で、飲食店やカフェ、パン屋やケータリングサービスのうち数百軒が、食品の安全基準を満たさず、食品由来の病気を引き起こす恐れのあることが、同市の調査で分かった。
干し草価格は雨でも上昇へ、高品質品が不足
オーストラリアではイースター(復活祭)期間中にまとまった降雨があったにもかかわらず、家畜の飼料用の干し草価格が来月にかけて上昇する見通しだ。
穀物エメラルド、VIC州合弁を完全子会社化
住友商事子会社の穀物会社エメラルド・グレインは1日、ビクトリア州でのSQP(サザン・クオリティー・プロデュース)穀物協同組合などとの合弁会社SQPグレインを完全子会社化すると発表した。
ハラル食品の不買運動、雇用減少の恐れ=農相
オーストラリアのジョイス農相は、イスラム教の教義に沿って製造された食品に与えられるハラル認証をめぐり、ハラル認証食品のボイコットを呼び掛けるキャンペーンが過熱していることを受け、ボイコット運動が続いた場合、食肉加工業界で数千人が職を失うことになると警告した。
NZ食肉アンズコ、肥育場子会社化で大幅減益
伊藤ハムが2月に子会社化を発表した、ニュージーランド(NZ)食肉3位アンズコ(Anzco)フーズの2014年9月通期決算で、利益が600万NZドル(1NZドル=約89円)と、前年度の1,220万NZドルから半減したことが分かった。
世界最大の肉牛農場売却へ、最大地主キッドマン
オーストラリア最大の地主でアデレード拠点の牧畜業者S・キッドマン&カンパニーが10日、国内各地に保有する牧場全11カ所を売却すると発表した。
オージーブランドに統一ロゴ 食肉以外の農産品にも拡大へ
オーストラリアから海外に輸出される農産品に、オーストラリア産であることを示す統一ロゴ「トゥルー・オージー(True Aussie)」が年内にも採用される。
豪農相、バナナ伝染病対応で6月に専門家招く
オーストラリア連邦政府のジョイス農相は14日、クイーンズランド(QLD)州でバナナの伝染病であるパナマ病トロピカル・レース4(TR4)が先月確認されたことを受け、メルボルンで6月に開催される業界会合バナナ・インダストリー・コングレスにTR4の専門家2人を招くと発表した。