自営トラック運転手の最低賃金制度、差し止めに
オーストラリアの道路安全報酬裁判所(RSRT)が先に決定を下し、4月4日から導入予定だった自営トラック運転手の1時間当たりの最低賃金制度について、業界団体の全国道路輸送協会(NRTA)が差し止めを連邦裁判所に申し立てたことで、執行が一時中止されたことが分かった。
NZ景況感ほぼ全ての地域で悪化、乳価安で
ウエストパック銀行とコンサルタント会社マクダーモット・ミラーによると、ニュージーランド(NZ)の今年1~3月期の地域別景況感は、ギスボーン/ホークス・ベイを除くすべての地域で前期から悪化した。
NZ農家景況感が大幅悪化、酪農と赤肉農家で
ニュージーランド(NZ)の農家の第1四半期(1~3月)の景況感が、酪農家や羊・牛肉農家を中心に大幅に低下し、過去10年間で2番目に低い水準となったことが、オランダ系農業金融機関ラボバンクNZが発表した四半期信頼感調査で明らかになった。
かんがい水価格上昇、気候と買い取り策が影響
連邦政府によるマレー・ダーリング盆地のかんがい用水買い取り策が実施された後、農家やかんがい業者が購入するかんがい水の価格が約27%上昇したことが、コンサルティング会社Aitherの調査で分かった。
バイオ燃料の試験工場、QLD州に建設
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州ワガワガに本社を置く廃潤滑油の再生会社、サザン・オイル・リファイニングはこのほど、クイーンズランド(QLD)州北部グラッドストーンにバイオ燃料のパイロットプラントを建設する計画を明らかにした。
NTかんがい事業の第3弾突然発表、困惑も
北部準州(NT)政府は3日、オード(Ord)かんがい事業の第3弾「オート・ステージ3」を発表し、新たに農地1万4,500ヘクタールを開発する民間企業を募集する提案依頼書(RFP)の受け付けを開始した。
EPAで3度目の関税下げ、果汁企業などに恩恵
日豪経済連携協定(EPA)の発効から今年1月で1年が経過し、4月1日には、オーストラリアから日本向けの輸出商品1,200以上を対象に3度目となる関税の引き下げが行われた。