豪牛肉の高値、アジアで不利=ラボバンク
オーストラリアの牛肉価格は約1年間にわたって高水準を維持しているが、中国や日本、韓国向けの輸出が伸び悩んでいることを踏まえると、アジアの消費者にとってオーストラリア産の牛肉の価格が高くなりすぎた可能性がある─。
豪牧畜大手CPC、DNAで生産性向上
オーストラリアで最大の牧牛業者、コンソリデーテッド・パストラル・カンパニー(CPC)は、生産性と利益率の向上のため、最新のDNA技術を導入している。
NZ酪農組合大手、香港上場企業と合弁
ニュージーランド(NZ)で2番目に規模の大きい酪農組合ウエストランド・ミルク・プロダクツは9月29日、香港証券取引所に上場する乳業会社オースニュートリア・デアリー・コーポレーション(澳優乳業)と、NZのローレストンで乳幼児用粉ミルクを製造する合弁事業、ピュア・ニュートリションを設立すると発表した。
バナナ伝染病の感染農園、売却計画が保留に
昨年3月にバナナの伝染病であるパナマ病トロピカル・レース4(TR4)が確認されたクイーンズランド(QLD)州北部タリー地区で、TR4が見つかったバナナ農園を永久的に隔離することを目的に、業界団体オーストラリア・バナナ生産者協議会(ABGC)が中心となって同農園を買い取る計画が進められている。
ショウガ最大手、中国系2社の出資受け入れ
ショウガ生産最大手でオーストラリア証券取引所(ASX)に上場するバデリム・ジンジャー(Buderim Ginger)は5日、中国系2社を対象にした新株発行による2,610万豪ドル(1豪ドル=約79円)の資金調達を行うことを明らかにした。
ベストン、アジアで保育施設に給食提供
高級食材販売ベストン・グローバル・フードが、シンガポールの保育施設運営会社マインドチャンプスと折半出資で合弁会社ベストン・マインドチャンプス・キッズ・ニュートリションを設立し、マインドチャンプスが運営する保育施設35カ所への食事提供を開始する。
NZ農家の信頼感、13年以来の高水準
ニュージーランド(NZ)の農家の信頼感が2四半期連続で改善し、楽観的な見方が大幅に強まったことが、オランダ系農業金融機関ラボバンクが発表した9月の農家信頼感調査で分かった。
NZ農業技術会社、豪証取で上場計画
ニュージーランド(NZ)の農業技術開発会社クロップロジック(CropLogic)が、来年3月までにオーストラリア証券取引所(ASX)に上場する計画だ。
NZネーピア港、木材輸送鉄道再開へ
ニュージーランド(NZ)北島ホークスベイ地方で、一部線路の損傷と収益の落ち込みで2012年から運行が止まっているネーピア─ワイロア間の木材輸送用貨物鉄道の運行が、来年再開する運びとなった。