マレーダーリング水源配分計画、崩壊の危機
オーストラリア国内を流れるマレー川とダーリング川の水域にある各州の間で資源を平等に配分することを目的に連邦政府がまとめたマレー・ダーリング盆地(MDB)計画が、参加各州の利害対立が深刻化し、崩壊の危機に陥っている。
マレー川計画は予算の無駄遣い=研究者
オーストラリアの研究者グループが、マレー川とダーリング川の水域にある各州の間で資源を平等に配分することを目的として連邦政府がまとめたマレー・ダーリング盆地(MDB)計画は、環境目標を達成できずに多額の予算を無駄にしていると指摘した。
NSW飲料空容器回収、5,000万個達成
オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州政府は、昨年12月1日から開始した飲料容器回収・保証金制度「リターン&アーン(Return and Earn)」を通して回収した空き容器の数が5,000万個を超えたことを明らかにした。
レジ袋廃止の動き、残るはNSWのみ
オーストラリアでは各地でスーパーのレジ袋を廃止する動きが高まっており、ニューサウスウェールズ(NSW)州を除くすべての州・準州・特別区では、小売店でのレジ袋無料提供を禁止あるいは禁止を予定している。
QLDで干ばつ5年、畜産業に大打撃
オーストラリアのクイーンズランド(QLD)州では、州の面積の3分の2に当たる1億2,000万ヘクタールで5年近く干ばつが続いており、畜産農家に大きな打撃を与えている。
GM作物による農地汚染、WAで規制見直し
西オーストラリア(WA)州議会上院の常任委員会が、遺伝子組み換え(GM)作物による近隣農地の汚染問題が深刻化していることを受け、汚染被害の賠償責任に関する規制の見直しを開始した。
QLDの牧場、州政府から罰金と再植林命令
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州政府は19日までに、同州北部の大型牧牛農場ウォンビヌー・ステーション(Wombinoo Station)が開墾した農地3,000ヘクタールのうち、132ヘクタールが許可の対象外だったとして、同農場に罰金と対象の土地の再植林を命じた。
QLDの農場、州政府から罰金と再植林命令
オーストラリア・クイーンズランド(QLD)州政府は19日までに、同州北部の大型牧牛農場ウォンビヌー・ステーション(Wombinoo Station)が開墾した農地3,000ヘクタールのうち、132ヘクタールが許可の対象外だったとして、同農場に罰金と対象の土地の再植林を命じた。