脱プラスチック袋依存

中堅スーパーのハリスファームがレジ袋の無料配布を止めた。袋持参の顧客1人当たり0・5豪ドル(1豪ドル=約84円)をコミュニティー団体に募金として送るという。これはすばらしい!と、それまで常連だった隣の大手からくら替えした。

ハリスファームがレジ袋配布を止めたころから、人気ニュース番組が先導する、1回きりしか使わないプラスチック袋禁止を導入していないニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、西オーストラリア州政府向けに、州政策としての禁止令を求める署名活動が始まった。国の半分以上の州・準州ですでに禁止されていることさえ知らなかったが、実現すれば国をあげての偉業だ。

一方、日本の両親から時々届く小包に入っているお菓子には個包装が多い。もともとヘルシー志向で個包装が始まったのだろうが、やせ型の多い日本ではそれよりゴミを削減する方がずっと重要な気がして、いつも切なくなる。(百花)

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