醸造クーパーズ、大手は手ごわい?
南オーストラリア(SA)州に本社を置く地場ビール醸造大手クーパーズのクーパー社長はこのほど、酒類販売・パブ経営大手エンデバー・グループや小売り大手コールズが展開する酒類販売店において自社商品の陳列スペースが削減されていると批判した。同社長は、ビール大手カールトン&ユナイテッド・ブリュワリーズ(CUB)を傘下に持つ飲料大手アサヒ・グループと、キリンホールディングスのオーストラリア子会社である醸造大手ライオンが優遇されており、家族経営である自社がこれら大手に打ち勝つのは困難と主張している。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが報じた。