豪の青果生産高、10年で7割増 果物は減少

オーストラリアの青果業界団体ホート・イノベーション(HI)が29日までに、2021/22年度(6月期)の国内青果業界(野菜・果物・ナッツ・その他)の生産高が156億2,000万豪ドル(1豪ドル=約88円)に達し、過去10年間で62億豪ドル(66%)と大きく増加したと発表した。直近では野菜とナッツの両分野が強く成長した一方で、果物は食用ブドウなどへの集中が進み、生産高は減少した状況だ。ただし業界は今後も全体的な成長継続が見込まれ、農業省は翌22/23年度の青果生産高も163億豪ドルで過去最高額に達するとの予想を示した。【ウェルス編集部】

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について