オーストラリア・トラクター・機械設備協会(TMA)は、生産者自身や第三者業者が農機を修理できる「修理する権利(Right to Repair)」の導入に向け、制度設計を進めている。現在、多くの生産者はトラクターやコンバインの修理・診断を販売店に依頼しており、診断ツールも販売店専用に限られるのが一般的だ。TMAは、こうした制約を見直し、生産者や外部修理業者にも必要な情報とツールの提供を認める方針だ。農繁期における軽微な故障対応やコスト削減につながると期待されている。
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