フォンテラの持続可能戦略は? サステナビリティー責任者に聞く

ニュージーランド(NZ)の生乳生産量は年間約210億リットルで、世界の約3%に相当する。人口わずか500万人の小国だが、生産量は世界第8位で輸出先は130カ国・地域に及ぶ。一方でNZ酪農産業協会によると、NZの酪農業界が排出する温室効果ガスは、世界平均に比べ48%少ないという。そうした業界を先導するのが同国の最大企業フォンテラだ。乳業企業として世界6位の売上高を誇る同社の環境保護戦略について、フォンテラ・ブランド・サステナビリティ―責任者(Head of Sustainability, Fonterra Brands)を務めるロージー・コッター(Rosie Cotter)氏にオークランドで話を聞いた。【ウェルス編集部】

ロージー・コッター氏。Head of Sustainabilityとして 600 ブランドに及ぶフォンテラ商品の持続可能性を管理する(提供:フォンテラ)

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