地声人語・湖城の窓から- vol.493
【地声人語】
マカロニグラタンを作ることにしました。チェーンのスーパーにマカロニを買いに行くと、細長いタイプがなく、小さくくるっと丸まったタイプしか売っていませんでした。こんなに多くの種類のパスタが売られているのに、なぜマカロニはこれしかないのでしょう。ペンネで代用すればno worries、ということなのかもしれません。(岩下)
暇な時間を作ることにしました。パソコンの前から離れて近くの自然公園に行くと、いろいろとしないといけない課題や問題が頭に浮かんできます。時間はほかの何かで代用できる訳ではないので、課題もno worries、とほっておくことにしました。(欣達)
鉢植えをたくさん作ることにしました。大好きなバニングスに行くと、植木鉢はもちろん、土もいろんな種類が売っていました。気合いを入れてマジで燃えて栽培するわけじゃないので、植物がこのタイプならこの土、栄養ならはコレ、水はけならアッチと、細分化されても困ります。公園の土で代用してno worries、にしようかな。(尋助)
【湖城の窓から】
「見栄と強がり」
バイデン米大統領の誕生と同じタイミングで、中国のオーストラリア農産物の輸入停止の話が(カノーラをのぞいて)、聞かれなくなりました。あまりに静かなので、豪中2国間協議は好調か、と思ったのですが、やはりさにあらず。WTOへの提訴は、パネル開催要請という次のステップに移りました。
それにしても、テハン貿易相は、なぜ2国間協議に関して「両国から建設的な関与があった」と言ったのでしょうか。香港のサウスチャイナモーニング紙が、協議参加者のレベルは低い上に、貿易相はいまだ中国政府の交渉相手と話すらできていないと報じました。テハン氏の発言は、相手が振り向いてくれない寂しさを国民に見せない見栄でしょうか。あるいは、絶対に弱音を聞かせないという中国に対する強がりでしょうか。
両方かもしれませんね。
さて、話は変わって、先月末に実現した日本産イチゴの豪州向け輸出ですが、ビクトリア州に続きシドニーにも出荷されたようです。味わった幸運な方、是非ご一報を。(編集長)
【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】
オーストラリア食肉家畜生産者事業団などが、食肉の原産地を認証できる新たな技術を開発しました。パッケージやバーコードなどは使わないそうですが、どうやって認証するのでしょうか?(答えは記事中に)