グレインコープに警戒感、事業撤退と集積量減で

オーストラリア穀物大手グレインコープは17日、全国農業協同組合連合会(JA全農)と折半出資してきたカナダの穀物保管・取扱事業「グレインズコネクト・カナダ・オペレーションズ」を売却すると発表した。売却に伴い500万-1,000万豪ドル(1豪ドル=約103円)の損失を見込んでいる。同社は東部州の穀物集荷量が想定を下回っていることも説明。収益見通しへの警戒感から、17日の同社株は前日比で18%超下落し、7.14豪ドルまで値を下げた。

コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い . あなたは会員ですか ? 会員について