コーヒーの注文指示は?

交流サイト(SNS)に、シドニー各地の不動産エージェントによるカフェでの注文の違いを面白おかしく見せる動画が上がっていた。

高級住宅が多いダブルベイの場合、髪も服装も小ぎれいなエージェントの注文は、カフェイン抜きで砂糖も4分の1、ただし量は8分の7と細かい。芸術家が多いニュータウンだと、長髪のエージェントがアーモンドミルク入りのターメリック・ラテをカップ持参で注文する。一方、シドニー空港近くでギリシア人が多いブライトンルサンズは、パーカーを着たエージェントが、命令口調で濃い目のコーヒーに4杯も砂糖を入れるように要求していた。

オチは何だろうと見ていると、西シドニーのマウント・ドゥルイットのエージェントが出てきた。黄色の派手なシャツを着た彼は、コーヒーは注文せずに後払いでお湯だけ注文した。その後、手持ちのインスタントコーヒーの粉をもらったカップに入れてご満悦だ。友人に見せると「まさにその通り」とウケが良い。人口530万人のシドニーだけに、地域の特徴もいろいろあるようだ。(欣達)

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