みそ汁はスープにあらず
最寄り駅の付近に日本食レストランができた、と聞いた。どうせ中国風か韓国風の似非和食だろうと思い、行く気が進まず、半年ほど放っておいたが、物は試しと家族で行くことになった。
店の中では大きな声でダメ出ししないで、と家族から言われていたので、どんなしろものが出ても黙っていようと思った。さて、注目したのは天ぷら弁当ボックス(定食)だったが、レンゲが入ったままのみそ汁だけが先に出てきた。しかもみそ汁には具がない。みそ汁が冷めた後、料理が出てきたが、天ぷらではなく野菜フライと、完全に韓国風の焼肉が少々。海外ではよくあるパターンだ。それでも周囲のオージーは気にせず楽しそうにしているようだった。
しかし筆者的には、みそ汁はご飯と一緒に「食べるもの」で西洋のスープにあらず、一緒に出してきてください、と言いたかったが家族との約束を守った。言わないとずっと気付かないかもしれないよ?という不満はくすぶっているけれど。(西嵐)
投稿者プロフィール
最新の投稿
企画・特集2025年7月25日サントリー、プレモルの期間限定イベント開催
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年7月25日第508品 クオーターパストのシロップ
豪主要農畜産地域の降水量2025年7月25日豪主要農畜産地域の降水量 7月17日~23日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年7月25日オセアニア農業の歩み「カノーラを巡る外交の綱引き」