第331品 ラビングアースのヘーゼルナッツ・ミルクチョコレート

ひと味違う風味はアシャ二カ族の人々のお陰?
日本でもチョコレートを買う際、健康志向が広がる中でオーガニックチョコレートを選ぶ消費者がじわじわと増えているようです。ただ選択肢は、日本製品もあるもののまだまだ海外製品が主流となっています。そうした、オーガニック製品への意識が高いオーストラリアの製品に目を向けてみるのもいいかもしれません。
2007年にメルボルンで創業した食品加工ラビングアースは、チョコレートの原料となるカカオの調達で、フェアトレードならぬダイレクトトレードを掲げています。どちらも生産者への配慮を基本理念としていますが、フェアトレードは認証の手続きと維持にコストがかかる一方、ダイレクトトレードは生産者と製造者が直接結びつき信頼関係がベースになっているとのこと。ラビングアースの場合、南米のアマゾン熱帯雨林のうちペルー側で焼き畑農業を生業とするアシャニカ族の人々と直接取引を行っています。カカオはアマゾンが原産とされていますが、アシャニカ族の人々は、伝統的にカカオを栽培して来た実績があるそうです。
原産地はオーストラリアではありませんが、製造は確かにオーストラリアで行っています。ラビングアースは、6種類のフレーバーのチョコレートを太陽光発電の電力を利用して製造しており、いずれも小麦や大豆、サトウキビ由来の砂糖、乳製品を使っていません。このうち、80グラムのヘーゼルナッツ・ミルクチョコレートは6.9豪ドル(1豪ドル=約82円)で購入可能です。大手メーカーのチョコレートよりは高いと言えますが、柔らかい口当たりで優しく深い味わいには十分納得できることでしょう。(欣達)
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