第523品 パスカルのパスカル・エクレア

1粒ずつ包装されているので、持ち運びに便利

オーストラリアとニュージーランド(NZ)の両市場で長年にわたり根強い人気を維持している「パスカル・エクレア(Pascall Eclairs)」を紹介します。米国の大手食品企業モンデリーズ・インターナショナルの傘下のNZの老舗ブランド「パスカル」が、製造を担っています。

同ブランドはマクロビック、キャドバリー、アレンズなどと並ぶ両国のキャンディー市場を代表する主要ブランドの1つです。看板商品の「パスカル・エクレア」は、濃厚なキャラメルにチョコレートフィリングを閉じ込めた2層構造のソフトキャンディーで、外側のキャラメル部分にはNZ産乳製品を使用し、ゆっくりと溶ける口当たりが特徴です。甘さは控えめで、コーヒーや紅茶との相性も良く、袋を開けると1粒ずつ個包装されており、職場で小腹がすいた時やお出かけ時のおやつにもぴったりです。1袋6.5豪ドル(約650円、調査当時)で、1口サイズの商品が30個ほど入っています。

近年は若年層に向けた再ブランディングも進めており、レトロな書体とカラフルなロゴで「懐かしさと新しさの両立」を図っています。長い歴史と共に長年のファンを獲得しており、新規顧客の獲得で交流サイト(SNS)に力を入れています。SNSでは「子どもの頃からの定番」や「職場でつい配りたくなるお菓子」といった投稿も多く、世代を超えて親しまれています。(花男)

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ウェルス編集部

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