おつまみ考
多国籍国家のオーストラリアでは世界各国の料理が気軽に食べられる。ただ残念なのは、日本の居酒屋でよくあるチャンジャ(タラの内臓の塩辛)を、こちらで見ないことだ。韓国食品店で売ってはいるのだが、レストランメニューにはなく日本食レストランでも同様だ。韓国料理は小皿の副菜は無料で出るので、割高なチャンジャは無料で出せず、レストラン向きではないのかもしれない。しかしケジャンという生のカニは無料で出てくるので、チャンジャが出てきてもいい気がする。
ケジャンと言えば、こちらも日本で人気のカンジャン・ケジャン(生カニのしょうゆ漬け)もあまり見かけず、あってもイマイチなことが多いが、これは韓国人の友人いわく、新鮮なカニが韓国より手に入りにくいからだという。
どうやらチャンジャは日本の居酒屋文化が生んだ人気商品のようだ。(花坊)
投稿者プロフィール
最新の投稿
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年12月12日第528品 ブラのクリーミー・クラシック
豪主要農畜産地域の降水量2025年12月12日豪主要農畜産地域の降水量 12月4日~10日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年12月12日オセアニア農業の歩み「南半球で広がる“多国籍の食卓“」
ことの葉2025年12月12日ことの葉「間違った料理」




