第383品 ファーンデールのジラ

オーストラリア企業だからこその風味?

オーストラリアでは数社の清涼菓子が市場に出ていますが、商品柄なかなか差異化が難しいように思います。その市場に参入している会社の一つが、清涼菓子「ジラ」を販売する食品会社ファーンデール・コンフェクショナリーです。同社は、世界大手の食品会社で18年勤務したブルース・エドワード氏が革新的な菓子を目指して1995年に立ち上げました。

ジラは同社の創業初期からの商品で、エドワード氏は商品開発や工場の設計、販売戦略を立案しました。営業活動も国内にとどまらず海外にも出向き、積極的にジラや他の菓子も売り込んだと言います。創業後10年で海外8カ国に商品を輸出し、国内では大手スーパーマーケットなどの小売店とも納入契約を確保しました。今ではグミキャンディーやトローチなどの複数の商品を開発販売しています。

ただ、何と言っても同社が深い思い入れを抱いているのはジラでしょう。強いフレーバーが長く持続することが売りとし、大手の競合商品との差異を強調しています。さらに、砂糖への意識が高まる中でノンシュガーのジラも販売しています。スペアミント味は、2豪ドル(1豪ドル=約92円、価格は調査時点)で入手可能です。ただ、同社が主張するほどの違いを見いだすことができませんでした。やはり、オーストラリア企業がオーストラリアのために販売しているという点が最大の特徴ということでしょうか。(欣達)

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