日豪戸惑いのコーヒー
2年ぶりに日本に帰り、オーストラリアでのカフェのやり方に慣れすぎて戸惑った。「テイクアウェー」と言いそうになって、テイクアウトと言い直すことは、最初の3日間で直った。
しばらく改善できなかったことは、注文の際に「ラテ」とそのサイズを頼んで終わっていたことだ。オーストラリアで「ラテ」と言えば「ホット」しかなく、冷たいラテはアイスラテを頼まなくてはいけない。一方、日本では当たり前だがホットかアイスの選択が可能で、店員にその旨伝えなければいけない。その事をいつも忘れてしまい店員をまごつかせては、それに気がついて逆にこちらがまごつくことが多々あった。
また、砂糖抜きを言わなかったがために、砂糖を入れられたことも多々。オーストラリアのカフェで「砂糖なし」を伝えていたら、「ラテに砂糖は入れないからいちいち言わなくてよい」とたしなめられて以降それを守っていたのが裏目に出た。(欣達)
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