カレーというよりワイン?

オーストラリアがインドと自由貿易交渉を進める中で、ふと駐インド・オーストラリア大使がバリー・オファレル氏だと知った。オファレル氏は2020年から現職に就いているという。在任中に、オーストラリアがインドについて抱く「カレー」の印象を払しょくしたいのだという。

彼は実は、14年までの3年間にわたりニューサウスウェールズ(NSW)州の首相だった。当時から今も残る功績もあるにはあるが、それよりもオファレル氏と言えば、やはりオーストラリアの醸造大手トレジャリー・ワイン・エステーツ(TWE)の高級ワインブランド「ペンフォールズ」だろう。

彼は14年に、NSW州政府の公共事業に関わる業者から、1959年物ビンテージ・ワインを受け取った。わいろとも受け取られかねなかったことで責任を取り、首相を辞任しただけではなく、政界も引退した。オファレル氏が払しょくするべきは、カレーよりもワインの印象かもしれない。(欣達)

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