ニッスイ出資のシーファーム、 身売り観測
日本水産株式会社(ニッスイ、東京都港区)が出資するオーストラリアのエビ養殖会社シーファーム(Seafarms)が、事業の売却を検討しているとの臆測が広がっている。クイーンズランド州を拠点とする同社は、業界最大手かつ最も評 […]
豪漁業界、洋上風力発電に戦々恐々
オーストラリア連邦政府が先月発表した6カ所の洋上風力発電所の開発計画に対し、漁業関係者らが懸念を表明した。発電用風車が漁場内に設置され、トロール船の進入が禁止された場合などは、漁業界に対し適切な補償がなされることを要請し […]
日本のブリ養殖不振、 クリーンシーズに好機
日本で近年、ブリ養殖の種苗となる稚魚の「モジャコ」の採捕量が大きく落ち込んでおり、成魚の供給に懸念が出ている。ブリに似たキングフィッシュ(ヒラマサ)を養殖するオーストラリアの水産養殖会社クリーン・シーズ・シーフードはこう […]
世界最大の豪バラマンディ養殖企、米国進出
オーストラリアのビクトリア州を拠点とするバラマンディ(スズキ目の白身魚)の世界最大級の養殖業者メインストリーム・アクアカルチャーが、米国アリゾナで1,100エーカーの養殖場を取得したと発表した。同社にとって初の海外の事業 […]
サケ養殖タサル、 カナダ同業クークが買収へ
オーストラリア証券取引所(ASX)に上場するサケ養殖大手タサル(Tassal)は16日、カナダの水産大手クーク(Cooke)・アクアカルチャーの親会社であるクークから受けていた買収案を受け入れることで合意したと発表した。 […]
NZフードスタッフ、卸価格が大幅上昇
ニュージーランド(NZ)のスーパーマーケットが、食品価格の上昇に直面している。サプライヤーがコストの上昇を理由に卸価格を引き上げていることが背景にあり、7月における大手フードスタッフの食品コストは年率で7.9%増を記録し […]
ベトナムからのエビ、 豪通関で2カ月足止め
ベトナムの多くのエビ輸出業者によると、オーストラリア向けに輸出されたエビの通関手続きが最大6−7週間かかっていることが分かった。保管料など追加のコスト負担が発生している状況だ。2日にベトナムで行われた関連企業の会合で報告 […]
日系出資シーロード、 人手不足で社長も工場勤務
日本水産が出資するニュージーランド(NZ)の水産企業シーロードが、深刻な労働力不足に見舞われている。北島北東部ネルソンの同社工場では必要な450人の労働者のうち、150人しか雇用できておらず、社長自ら工場で働かざるを得な […]