中国の新希望と豪有力農家、NSWの酪農場買収
中国の農牧大手である新希望集団とオーストラリアの食品会社フリーダム・フーズ、シドニー西部の酪農場レッピングトン・パストラル・カンパニー(LPC)などが参加するコンソーシアム(企業連合)、オーストラリアン・フレッシュ・ミルク・ホールディングス(AFMH)は4月23日、1カ所にある酪農場としてはオーストラリア最大である、ニューサウスウェールズ州西部の酪農場モクシー(Moxey)ファームスを買収することで合意したと発表した。
乳業MGとブラフーズ、破綻同業の資産取得
香港拠点の親会社の経営破綻を受けて売りに出されていた乳業会社ユナイテッド・デアリー・パワー(UDP)をめぐり、ビクトリア(VIC)州の乳業大手2社がそれぞれ、UDPの資産を取得した。
フォンテラが乳価予想引き下げ、今季一転増産へ
ニュージーランド(NZ)乳業最大手フォンテラは4月30日、今シーズンの生産者乳価の支払い見込みを固形乳1キログラム当たり4.50NZドル(1NZドル=約92円)と、前回予想の同4.70NZドルから引き下げた。
乳用子牛が過去最高値で落札、VIC州競売
ビクトリア(VIC)州ギップスランドで行われた乳牛競売で、生後3カ月のホルスタイン種乳用子牛1頭が、11万2,000豪ドル(1豪ドル=約93円)の国内過去最高値で落札された。
中国進出の酪農家、地産地消のメリット主張
オーストラリアやニュージーランド(NZ)から中国に牛乳を輸出しても経済的に割に合わず、事業拡大には消費地で生産を行う地産地消のビジネスモデルの方が有利─。
乳製品価格はさらに下落へ=NZアナリスト
ニュージーランド(NZ)の主要輸出品である乳製品の価格は今後も下落する見通しだが、価格が回復するまでの期間は、NZ農家の見通しよりも長期化する可能性が高まっている。
酪農家がフォンテラ離れ?競合に乗り換えも
ニュージーランド(NZ)乳業最大手フォンテラに牛乳を納入する生産農家1万600軒の中で、同社の競合に納入先を切り替えようとする動きが出ているもよう。