NZフォンテラ、豪ベラミーの有機粉乳生産へ
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラは11月30日、オーストラリア・タスマニア州のベビーフード会社ベラミーズ・オーストラリア向けにベラミーズの乳幼児用粉ミルクブランド「ベラミーズ・オーガニック」を生産することで合意したと発表した。
豪NZ産の未経産雌牛、中国からの需要減退
オーストラリアとニュージーランド(NZ)の酪農用の未経産雌牛に対する中国からの需要は減退しており、ピークだった昨年の水準を回復できる可能性は低い─。
NZ中銀が大手行に資産審査要請、乳製品安で
ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は今月発表した金融安定報告書(年2回)で、生産者乳価が2シーズン連続で低迷し酪農家の収入が減少していることを理由に、大手銀行5行に対し、酪農家への融資などについてストレステスト(健全性審査)を行うよう求めた。
酪農場買収こじれ法廷に、FIRBが審査へ
タスマニア州に拠点を置くオーストラリア最大の酪農企業ヴァン・ディーメンズ・ランド・カンパニー(VDL)の買収をめぐり、オーストラリア証券取引所(ASX)に上場するコンソーシアム、タスフーズ(TasFoods)が、VDLの所有者であるニュージーランド(NZ)北島西海岸のニュープリマス地方自治体が契約に違反したとして、同自治体を相手取り、事業売却の差し止めを求めてオーストラリアのビクトリア州最高裁判所に訴えを起こしたことが分かった。
NZフォンテラが業績上方修正 逆風の中で成長の兆しか
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラが16日、前年度下期から本年度第1四半期(8~10月)までの業績が好調に推移していることを理由に、本年度の1株利益見通しを引き上げた。
ワクチンで牛のメタン排出削減、 NZで開発進む
ニュージーランド(NZ)で、家畜の牛から排出されるメタンガスを大幅に削減させるワクチンの開発が進んでおり、このたび動物実験の段階に入った。
「豪酪農業は生産増が急務」銀行が将来像提案
オーストラリアの酪農家6,000戸は、さまざまな奨励策を用いて牛乳生産量を急速に増やすことが急務であり、実現できなかった場合は、拡大するアジアの乳製品需要は欧州の競合に奪われることになる─。
乳業MG、バルクから消費者商品への転換加速
国内最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)が、カフェなどの食品サービス業界向けの乳製品販売に加え、消費者向けの調理済み商品の開発と販売に力を入れている。