QLD南部に粉ミルク工場、来年4月稼働へ
クイーンズランド(QLD)州トゥーンバで来年4月にも、3,500万豪ドル(1豪ドル=約79円)を投じて設立される新乳製品加工工場が稼働する見通しだ。
NZシェアミルキング利用が減少、まだ健在
ニュージーランド(NZ)の酪農業界で採用されている、酪農場取得を目指す人のためのシェアミルキング(Sharemilking)制度に関する調査で、同制度を利用する人が減る一方、業界におけるキャリア形成方法としては依然有効であることが、酪農家団体デアリーNZとNZ農業者連盟(NZFF)が発表した報告書「デアリー・プログレッション・パスウエーズ」で分かった。
酪農研究機関が新組織に、研究5年継続へ
オーストラリア連邦政府が7年にわたり資金を投じてきた、酪農分野の研究機関デアリー・フューチャーズ共同研究センター(CRC)が、7月1日から、新たにビクトリア州政府と酪農研究機関デアリー・オーストラリア(DA)の合弁事業「デアリーバイオ(DairyBio)」として生まれ変わった。
今季オープニング価格低迷、農家採算割れへ
国内最大の乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)が6月28日、今月から始まる今シーズン(16年7月~17年6月)の、酪農家に支払うオープニング生産者乳価見込みを、固形乳1キログラム当たり4.31豪ドル(1豪ドル=約75円)の安値に設定した。
乳業大手の資金調達は陰謀?株主が申し立て
投資ファンドマネジャーのサンドン・キャピタル・インベストメンツがこのほど、オーストラリア政府の裁定機関である買収委員会に対し、ビクトリア州の乳業ワーナンブール・チーズ&バター(WCB)が6月に発表した資金調達の中止を求める申し立てを行った。
NZ乳業a2ミルク、商品表記でライオン提訴
キリン・ホールディングス子会社でオーストラリアの醸造・乳製品大手のライオンが、同社牛乳ブランドの商品ラベルに「A2プロテインを含む(Naturally contains A2 protein)」と表記しているのは消費者に誤解を与える行為であり、消費者法に違反しているとして、ニュージーランド(NZ)の乳業a2ミルク・カンパニーがライオンを相手取り、同表記の使用禁止と賠償金の支払いを求める裁判をシドニーの連邦裁判所に起こした。
NZ一次産業相、酪農産業再編法を改正へ
ニュージーランド(NZ)のガイ一次産業相はこのほど、独立系の乳製品加工業者の市場競争力が強まったとの見方から、酪農産業再編法(DIRA)を改正する考えを明らかにした。


