NZ酪農場が牛乳安で価格低迷、1~3月
ニュージーランド不動産協会(REINZ)が発表した1~3月の酪農場価格指数は、昨年12月~今年2月の3カ月間に比べて4.3%改善したものの、前年同期比では15.9%の低下となった。
NZ食品検査会社、豪酪農検査最大手を共同買収
ニュージーランド(NZ)国営の食品安全・バイオセキュリティー会社アシュアクオリティー(AsureQuality)は18日、フランスの上場企業で試験・検査・認証の世界大手ビューローベリタス(Bureau Veritas)と共同で、オーストラリアの酪農検査会社デアリー・テクニカル・サービシズ(DTS)を買収すると発表した。
豪企業、中国の規制変更に備えよ=乳業組合
中国はその規模や国際的な電子商取引(越境EC)による成長の伸びが魅力的な市場であり、同市場に参入するオーストラリア企業は、今後増えると見込まれる中国当局による突然の規制変更に備え、事業を継続すべき─。
豪酪農業、長期的視野で増産目指せ=DA
オーストラリアの酪農業が、世界的な供給過剰が続く中で長く存続するためには、アジアで新たな市場を開拓する必要があり、そのためには生乳生産を増やすことが重要となる─。
中国企によるVDL買収が承認、雇用増に期待
オーストラリア連邦政府がこのほど、中国企業ムーン・レーク・インベストメンツよるオーストラリア・タスマニア(TAS)州の乳業大手バン・ディーメンズ・ランド・カンパニー(VDL)の買収を最終承認した。
家畜TLGが中国に乳牛輸出、3年の新規契約
ビクトリア州キャンパーダウンに拠点を置く家畜サービス会社トータル・ライブストック・ジェネティクス(TLG)はこのほど、中国のHalo Internationalに酪農用の未経産雌牛(heifer)を生体輸出する契約を締結した。
飼育密度と窒素溶脱の定説覆るか、NZ乳牛調査
乳牛の飼育密度が高ければ高いほど、牛の尿を介した硝酸性窒素の溶脱も大きいとする定説を覆す調査結果が、ニュージーランド(NZ)の酪農家団体デアリーNZと農業研究所アグリサーチによる調べで得られた。
NZ乳業の完全自由化は時期尚早=商業委
ニュージーランド(NZ)の商業委員会(NZCC)は今月、最大手フォンテラが市場をほぼ独占している国内酪農家の牛乳納入先についての調査で最終報告書を発表し、同国で市場を完全に自由化するにはまだ競争が十分ではないとの結論に達したと説明した。