穀物
豪中が大麦関税見直しに合意、WTO提訴は中断

オーストラリアと中国が、農産物貿易を巡る紛争の終結に向け一歩を踏み出した。オーストラリアは自国産の大麦に中国が関税を課したことに対する世界貿易機関(WTO)への提訴を一時中断し、一方の中国は今後3-4カ月で関税の見直しに […]

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穀物
豪穀物の低価格、主要因は「輸出能力不足」

穀物取引業界団体のグレイン・トレード・オーストラリア(GTA)はこのほど、オーストラリアの穀物価格が他国の水準を大幅に下回っている件について、競争の欠如による「市場の失敗」が原因ではなく、過去3年間続いた豊作を背景に輸出 […]

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穀物
WA州カノーラ播種開始、作付は前年並みか

西オーストラリア(WA)州の農業地帯では1月から2月にかけて雨に恵まれたなかったものの、中部や南部ではここ2週間に安定した降雨に恵まれ、カノーラの作付が開始された。同州の穀物産業協会(GIWA)は最新の報告書の中で、カノ […]

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穀物
TAS州、冬作物が過去最高の豊作

タスマニア(TAS)州でこの夏に収穫された2022/23年シーズンの主要冬作物の小麦、大麦、カノーラは、過去最高の生産量だったことが分かった。良好な季節条件や新品種の投入、政府出資の収穫向上プロジェクトによる農学指導が奏 […]

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畜産
今週の農業1行フラッシュニュース!(2023年4月14日)

【穀物】SA州バイテラ、3月輸出量が過去最高に(OTH) SA州の穀物業社バイテラの3月の輸出量が99万トンに達し、11年5月の最高記録を2万トン更新した。最大の輸出港はアデレードの外港で、29万トンを輸出。13年の記録 […]

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トップ記事
豪英のFTA、発効間近 畜産に恩恵、ワインは苦渋?

オーストラリアと英国の自由貿易協定(FTA)の発効が間近に迫っている。このほどシドニーを訪問したジョンソン英投資相が、英国での国内手続きが国王の裁可(ロイヤル・アセント)の段階に入り、来月末には立法化が整備されるとの見通 […]

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穀物
日清製粉傘下、高繊維小麦の独占権取得

日清製粉傘下でオーストラリアの製粉大手アライドピナクルがこのほど、新たに開発された高繊維小麦の独占ライセンス特許を取得したと発表した。高繊維小麦による小麦粉には、標準的な小麦粉の6倍の繊維が含まれているという。 コンテン […]

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穀物
豪穀物産業が好調、生産性向上が原動力に

オーストラリアの穀物産業が近年好調を続けている。オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)のデータによると、2022/23年度(22年7月−23年6月)における穀物生産高は280億豪ドル(1豪ドル=約88円)以上 […]

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穀物
豪穀物業界の損失は数十億$、業界が調査要請

オーストラリアの穀物業界団体グレイン・グローワーズが昨年末に委託して実施された調査で、国内の穀物生産者が2021/22年度シーズン中に数十億豪ドル(1豪ドル=約88円)以上の損失を被った可能性が指摘された。複数の業界団体 […]

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穀物
ペプシコANZ、カノーラ関連の排出削減へ

米食品飲料大手ペプシコのオセアニア子会社ペプシコ・オーストラリア・ニュージーランド(ペプシコANZ)が、農業生産者の支援組織で農場の土壌改良や温室効果ガスの排出削減を目指すクール・ソイル・イニシアチブ(Cool Soil […]

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