豪産大麦関税、中国が見直しを1カ月延長
中国政府はこのほど、2020年5月に導入したオーストラリア産大麦に対する反ダンピング(不当廉売)関税に関する見直し作業を1カ月延長することを決めた。制裁解除を期待していたオーストラリア政府や国内の大麦業界は、輸出再開がさ […]
WAうどん用小麦の新品種、日本からお墨付き
西オーストラリア(WA)州政府と連邦政府傘下の穀物研究開発公社(GRDC)が共同出資する穀物育種会社インターグレインが、高収量が期待できるうどん用小麦の新2品種について、日本市場のステークホルダーから好反応を得たもようだ […]
小麦、豪生産者は自信も国際的に価格下落
オーストラリア南東部の穀物生産者は、最近の降雨で生育期に対する自信を高める一方で、北半球の市場の不確実性が重しとなっている。このところ上昇していた小麦価格は、6月末に国際的に下落し、小麦市場の不安定さを露呈した。ウィーク […]
豪小麦5月輸出は1割増、中国向けが最大
オーストラリアの2023年5月の小麦の輸出量は合計332万6,244トンで、前月の過去最高の単月輸出量304万6,128トンから9%増加したことが豪政府統計局(ABS)の調べで分かった。バルク輸出もコンテナ輸出も、中国向 […]
豪のアグリビジネス、エルニーニョが懸念
オーストラリアで3年続いたラニーニャ現象を背景に、北部や東岸で甚大な洪水被害が発生し生産者らが多大な損害を被った。その被害は一部の地域や部門にとどまっていることから、農業ビジネス関連の株式取引にはさほど影響が出ていないも […]
豪農業界、今年後半の動向は?農系銀が予測
オーストラリアの農業系銀行ルーラルバンクがこのほど、2023年後半の農業界の業況予想を発表した。牛肉の生産量は今年後半に約6%増加し、穀物は前年の記録的な生産量から34%減少するという。また、23/24年度の牛乳生産量は […]
豪麦芽ユナイテッド、仏社の買収案受け入れ
モルト(麦芽)製造で世界4位のオーストラリアのユナイテッド・モルト・グループ(UMG)は3日、フランス最大の農業協同組合インヴィーヴォ(InVivo)傘下の同業モルテリーズ・スフレ(Malteries Soufflet) […]
NZ産小麦価格、自国市場でも豪産にかなわず
ニュージーランド(NZ)の小麦生産者が、国内産と輸入オーストラリア産との価格差に苦しんでいる。主要生産地の南島から北島へつなぐクック海峡の輸送コストがのしかかり、国内市場でも豪産小麦との価格競争に負けている格好だ。業界関 […]
CBH、5月の穀物輸出量が最高記録
西オーストラリア州最大の穀物業者CBHグループは、5月の国内4港の穀物輸出量が187万トンと同月の最高を記録した。これまでの最高だった2017年5月の輸出量を上回り、24年までに月間200万トンを輸出するという目標に向け […]
先物市場で穀物価格上昇、国内は生産予測次第
米国中西部で乾燥が悪化し、作物の収穫の打撃になるとの見通しを受け、先物市場ではトウモロコシと大豆の価格が急騰している。この影響で小麦や油糧作物の価格も押し上げられているが、オーストラリア国内の穀物価格は息切れ状態が見られ […]