湖城の窓から「費用対効果」
オーストラリアでミツバチの寄生虫バロアダニ(ミツバチヘギイタダニ)が検知された地域が、徐々に拡大しています。これまで同国は養蜂が盛んな国では唯一の清浄国とされていたものの、昨年7月にニューサウスウェールズ州で初めて検知さ […]
湖城の窓から「インフレは誰のせい?」
一時に比べ落ち着いたとはいえ、食品価格の上昇は続いています。そんな中で16億豪ドル(1豪ドル=約93円)をも超える純利益をはじき出したウールワース。生活コスト高に苦しむ消費者を踏み台にしたという反感も強く、公共放送ABC […]
湖城の窓から「猶予はわずか」
オーストラリアの生体牛の最大輸出先インドネシアが、オーストラリア北部の出荷施設(4カ所)からの輸入を禁止して2週間以上が経過しました。輸入牛にウイルス感染症のランピースキン病(LSD)が確認されたというのが理由です。 ワ […]
湖城の窓から「チャイナ・リスク」
中国でデフレ圧力が鮮明になりました。国家統計局が9日に発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年比0.3%下落し、2年5カ月ぶりのマイナスです。生産者物価指数(PPI)は昨年10月から前年比で低下しており、消費者側と生 […]
湖城の窓から「気温上昇」
オーストラリアの気象庁(BOM)は、いまだエルニーニョ現象の発生を宣言していません。3日時点では、大気の状態が発生要件に完全には合致していないとして「警告」を継続しています。 一方で太平洋の海水温はすでに基準値を超えてお […]
湖城の窓から「伐採停止、打撃は一般消費者にも?」
ビクトリア(VIC)州が原生林の伐採停止を決めたことで、林業界や製紙業界だけでなく一般消費者にも直接的な影響が出ると予想されています。 VIC州政府は今年5月、裁判所が州営林業企業ビクフォレスツ(VicForests)に […]
湖城の窓から「どちらが正しい?」
農業が気候の影響を大きく受けることは言うまでもありません。オーストラリアでは現在、エルニーニョ現象の発生が懸念されています。 豪気象庁(BOM)は今月18日付のリポートで、エルニーニョの見通しを従来の「警告(Alert) […]
湖城の窓から「タマネギ」
今週の話題は「タマネギ」です。トップ記事で取り上げたニュージーランド(NZ)と欧州連合(EU)の自由貿易協定では、タマネギは発効初日から関税撤廃となります。EUを最大輸出市場とするNZのタマネギ業界は、輸出拡大に大きな期 […]
湖城の窓から「フードロス」
人口513万人のニュージーランド(NZ)は、4,000万人を養うに足る食糧を生産していると言われます。十分な食糧があるはずなのに、2021/22年には頻繁に、あるいは時々食べるものがない子供は12.5%に上るとされていま […]
湖城の窓から「玉石混交」
今週のトップ記事は、植物由来食品を取り上げました。アイルランドの食品大手ケリーが2022年にオーストラリアの消費者を対象に行った調査によると、植物由来食品の消費を始めた理由として「健康」を挙げた人は60%で、「環境」を挙 […]