第7回 オーストラリアの農産物輸出
オーストラリアは国土面積は日本の20倍と広大でも、その人口は2,500万人と日本の約5分の1にすぎません。国内市場が比較的小さいオーストラリアは、食糧自給率200%が示すように農業生産物の大半を輸出しています。今回は農産 […]
豪東部の洪水、農業界にも打撃 食品価格上昇へ
オーストラリア東部州を襲った洪水の被害により、食品価格が上昇している。洪水では青果の生産に深刻な影響が出るとみられるほか、穀物は品質の低下や病気が発生しやすくなり、畜産や酪農もサプライチェーン(供給網)の停滞で打撃を受け […]
豪東部の干し草生産にも悪影響、長引く雨で
オーストラリアのニューサウスウェールズ(NSW)州南部とビクトリア(VIC)州では、長引く雨により新たな干し草の生産とサイレージ(貯蔵牧草)に悪影響が出ている。ビーフセントラルが伝えた。 コンテンツの残りを閲覧するにはロ […]
今期の冬作物生産量、最高水準も雨が懸念
オーストラリアの2022/23年度の冬作物の生産量は、過去の記録と並ぶ6,190万トンが予想される中で、過度の雨が一部の生産者には影響を与える可能性がある─。農業系ラボバンクが穀物生産の最新予想を発表した。気候条件に課題 […]
今シーズンの豪産穀物、現金価格は低迷見込み
オーストラリアの穀物業界で3年連続の豊作が見込まれる中、海外市場で穀物が不足している現状や世界的な景気後退(リセッション)への懸念、また歴史的な豪ドル安などの複合的な要因により、今シーズンのオーストラリア産穀物について現 […]
豪小麦8月輸出3%減少、中国へは半減
オーストラリアの今年8月の小麦の輸出量が、251万5,031トンで、前月から3%減少したことが豪政府統計局(ABS)の調べで分かった。バルク輸出は中国向けが前月から半分以下に減少したことが目立ち、黒海周辺国の小麦が市場に […]
WA州の生体家畜5万頭、中東へ今期初出荷
オーストラリア・西オーストラリア(WA)州のフリーマントル港から10月6日、食肉用の生体羊5万1,000頭と生体牛400頭が、クウェート、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)向けに出荷された。生体羊の輸出に関しては、北半 […]
豪政府、牛感染症の対応計画策定
オーストラリアの連邦政府がこのほど、牛の感染症のランピースキン病(LSD)に対する初の行動計画をまとめた。国内への侵入の防止、検出、準備、対応を強化するように設計されているという。ビーフ・セントラルが伝えた。 コンテンツ […]
牛のメタン削減飼料、海藻よりも安価な新薬剤
オーストラリアでは家畜のメタンガス排出量の削減効果がある海藻カギケノリ(Asparagopsis)を用いた飼料添加剤の商業販売が開始されたものの、費用の高さやカギケノリの養殖規模の拡大可否に関して疑問の声が上がっている。 […]
QLD州畜牛業界の排出削減、奨励制度が鍵
クイーンズランド(QLD)州の畜牛業界で炭素排出削減を加速するためには、生産者が農場により多くの木を植えるよう奨励金を提供するとともに、排出削減ファンド(ERF)などの既存の制度に追加資金を投じることが最良の方法となる— […]