豪東部州で肉牛供給過多、加工業界に圧力
オーストラリアの東部州で、食肉加工用の肉牛が過剰供給に陥っている。加工工場の混雑度合いは、干ばつを背景に食肉解体数が増加した2019年の水準に近付いているが、業界では人手不足が続いており、大量の予約をさばくための労働力が […]
豪牛肉業界、CO2排出量が過去最低に
オーストラリアの牛肉業界向けに動物福祉や環境対策の助言を行うオーストラリアン・ビーフ・サステナビリテイー・フレームワーク(ABSF)が発表した年次報告書で、業界の二酸化炭素(CO2)排出量が2020年に45.21トンとな […]
豪の5月生体牛輸出、 6万頭と3割減
オーストラリアの5月の生体牛の輸出頭数が約6万頭で、過去5年間の平均を約34%下回ったもようだ。ただし発表した農業省と輸出港の間で、実績の把握に大きな違いがあり混乱を生んでいる。ビーフセントラルが伝えた。 コンテンツの残 […]
NZ企が羊の顔認識技術を開発、 豪で試用へ
ニュージーランド(NZ)拠点で畜産業向けのソフトウエア開発を手掛けるジーンスミス(Genesmith)が、パドック内に設置したカメラにより、羊の個体識別を可能にする顔認識技術の開発に取り組んでいる。農場での生産性向上に繋 […]
豪の生産者乳価、値上げ競争始まる
オーストラリアの牛乳加工各社が、今月1日に発表した2023/24年度シーズンの生産者乳価のオープニング価格を引き上げ始めたと、生乳シェア1位のビクトリア(VIC)州の地元紙が報じている。減少する生乳生産量の確保するため、 […]
NZフォンテラの乳価、生産コストより安い?
ニュージーランド(NZ)の酪農業界で、乳業最大手のフォンテラが提示した2023/24年度の生産者乳価は、酪農家の生産コストと同じか下回る可能性があると農業系銀行ラボバンクが指摘した。酪農家の利益率に圧力が強まっているとい […]
WA乳業、カーボンニュートラル牛乳発売へ
西オーストラリア(WA)州の乳業大手ブラウンズ・デアリーは、ガーボンフットプリント評価を完了した酪農家を対象に生乳1リットル当たり0.5豪セント(1豪ドル=約95円)のプレミアムを上乗せし、「カーボンニュートラル牛乳」の […]
ブンゲのバイテラ買収、豪穀物業界を一変か
米穀物メジャーのブンゲが13日、スイスの資源商社グレンコア傘下のカナダ系穀物業者バイテラ(Viterra)を82億米ドル(1豪ドル=約94円)で買収すると発表した。オーストラリア国内において、ブンゲは西オーストラリア(W […]
製粉協会、WA州の穀物業界団体を訪問
日本の製粉協会が5月25ー26日、西オーストラリア(WA)州の穀物業界団体などを視察したことが分かった。製麺用小麦の安定供給の確保が目的という。 WA州産の小麦を使用したうどんの評価会を実施(提供:AEGIC) コンテン […]
WA州の穀物生産、雨で息吹き返す
西オーストラリア(WA)州の穀倉地域(グレインベルト)で6月第1週に降った雨により今シーズンの同州の穀物生産量が例年の平均か平均以上になると、WA州穀物産業協会(GIWA)が予想した。小麦の予想作付面積は463万ヘクター […]