内臓肉価格が急落、消費低迷と過剰供給で
オーストラリアで、牛や羊の内臓肉と副生物(精肉以外の可食部分)の価格が急落している。生活費高騰を背景とする消費の落ち込みや世界的な過剰供給が背景にあり、種類によっては40%の価格下落も見られている。ファームオンラインが伝 […]
ハズレの気象予報で損失多額、畜産界から不満
オーストラリアの畜産業界で、信頼性を欠く長期気象予報が家畜の売却を加速させ、畜牛・羊価格の混乱が起きたことで生産者が多額の損失を被ったとの不満が噴出している。ただ著名な業界アナリストなど、経営判断の責任を気象庁(BOM) […]
豪生体牛輸出業界、AI技術の導入試験実施
オーストラリアの生体牛輸出業界で、AI(人工知能)技術を使った牛の管理試験が行われている。牛の集計と体重測定のほか、輸送船内における自動のガス探知や温度・湿度管理にAI技術を活用できると期待されている。ファームオンライン […]
日清製粉傘下の高繊維小麦、生産量大幅増
日清製粉傘下のオーストラリアの製粉大手、アライドピナクルが独占ライセンスを持つ高食物繊維小麦(ハイアミロース小麦、HAW)に関して、商業栽培を開始して2年目となる今シーズンの収穫量が9,000トンに達する見通しであること […]
紅海紛争、豪の穀物には悲喜こもごも?
オーストラリアの穀物業界が、紅海の海上輸送の混乱に影響を受けるとみられている。カノーラの輸出は減少する可能性がある一方、小麦や大麦はアジアなどに向けた輸出拡大の追い風になるという。また、肥料にも影響がありそうだ。グレイン […]
豪11月カノーラ輸出、シーズン突入で4割増
オーストラリアの2023年11月のカノーラ輸出量は54万4,045トンと、10月の38万4,756トンから43%増加したことが、豪政府統計局(ABS)のデータで分かった。輸出シーズンに突入し増加したものの、前年同月比は2 […]
穀物団体、バイオセキュリティーの財源提案
穀物生産者団体グレイン・プロデューサーズ・オーストラリア(GPA)は、連邦政府機関の穀物研究開発公社(GRDC)に支払われる生産者賦課金(Levy)の一部をプラント・ヘルス・オーストラリア(PHA)に振り分け、新たな賦課 […]
代替肉v2、宅配ブランド買収で販売網拡大
オーストラリアの代替肉開発会社v2フードはこのほど、植物由来の調理済み食品を宅配するソウララ(Soulara)を買収した。商品を多様化し、スーパーなど従来の販売網以外にチャネルを拡大することが目的だ。インサイドFMCGが […]
豪競争委はスーパーの価格調査を=元委員長
オーストラリア自由競争・消費者委員会(ACCC)の元委員長のアラン・フェルズ氏は22日、スーパーマーケット大手のウールワースとコールズが食品小売価格を卸売価格と比べて不当につり上げているとの疑惑についてACCCに正式な調 […]
NZ商業委、スーパー大手2社の調査を開始
ニュージーランド(NZ)の公正取引委員会に相当する商業委員会は、ウールワースNZとフードスタッフのスーパーマーケット大手2社の調査を開始した。初期段階にある調査の焦点は、スーパーマーケットの価格設定や販促活動が公正取引法 […]