北部農業に明確な成長可能性=豪三井副社長
三井物産によるオーストラリアでの資源投資は歴史が長いが、現在は投資対象を食品部門に広げて多様化する時期にきており、オーストラリア北部の農業は明確に成長可能性を秘めている─。
豪中FTA3カ月、中国向け農産品輸出に効果
オーストラリアと中国の自由貿易協定(FTA)が3カ月前に発効したことで、すでに2度の関税引き下げが実施され、牛肉やワインなどオーストラリアからの中国向け農産品輸出が大きく伸びていることが分かった。
ラニーニャ現象、年内発生確率50%=豪気象庁
オーストラリア気象局(BOM)は12日にエルニーニョ・南方振動(ENSO)最新報告を発表し、異常気象をもたらすラニーニャ現象が年内に発生する確率は、現時点で50%との見通しを示した。
中国企によるVDL買収が承認、雇用増に期待
オーストラリア連邦政府がこのほど、中国企業ムーン・レーク・インベストメンツよるオーストラリア・タスマニア(TAS)州の乳業大手バン・ディーメンズ・ランド・カンパニー(VDL)の買収を最終承認した。
VIC州の年初来の牛競売、約半数が乳牛に
ビクトリア(VIC)州の家畜売り場で今年これまでに食肉用に売却された牛の約半数が、乳牛で占められていることが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の調べで分かった。
豪産牛肉の対EU輸出量、1~3月は13%増
オーストラリア産牛肉の欧州連合(EU)向け輸出量が、今年第1四半期(1~3月)に急増したことが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の発表で分かった。
日ハム子会社が処理場拡張、州政府の鉄道改修で
日本ハムのオーストラリア食肉加工子会社オーキービーフエキスポートによる、クイーンズランド(QLD)州ダーリングダウンズの食肉加工処理場の拡張計画が動き出した。
中国の検疫強化には裏の思惑ある=豪穀物業界
オーストラリアの穀物業界は、中国政府が輸入穀物に対する検疫を強化した理由について、食糧安全保障ではなく、自国の穀物の大量在庫を売りさばくことに狙いがあるとして、懐疑的な見方を強めている。
サケ養殖タサル、コールズへの納入契約更新せず
タスマニア(TAS)州のサケ養殖最大手タサルが、スーパーマーケット2位コールズとの納入契約2件について、水温の上昇による収穫減を理由に、更新しないことを明らかにした。