収穫機の過熱による火災、農家が予防策開発
穀物やマメ類を収穫する際に発生する、刈り込み機械の過熱による火災を防ぐため、ビクトリア州西部スワンヒルの生産者フランク・バーチェル氏とクリス・バーチェル氏の兄弟がこのほど、独自の「冷却」システムを考案した。
タグ開発の豪社、冷凍品の追跡管理に参入へ
メルボルンに本社を置くハイテク企業ブルーチップ(Bluechiip)が、同社のスマートタグを用いて、数十億豪ドル規模とされる世界の冷蔵・冷凍製品の追跡管理市場に本格的に参入したい考えだ。
小麦など冬作物の生産量が過去最高 各州で記録的豊作=ABARES
オーストラリア農業資源経済・科学局(ABARES)が14日発表した最新の四半期穀物リポートで、2016/17年度(16年7月~17年6月)の小麦などの冬作物の生産量が、過去最高の5,890万トンに達することが分かった。
肉牛の輸送コスト、牛肉価格の伸び上回る
オーストラリアで肉牛の売却と輸送に掛かる費用が過去20年間、牛肉価格の伸びを上回るペースで増加していることが、コンサルティング会社ホームズ・サケットの分析で分かった。
輸送船で牛51頭が多量死、新指針導入へ
タスマニア(TAS)州からバス海峡を通り、ビクトリア(VIC)州ギップスランド港に船で輸送されていた牛51頭が昨年1月に多量死した件で、ギップスランド港が再発を防ぐため、生きた家畜の受け入れに関する新たな指針を導入する方針だ。
豪農家の支援制度、NZ人酪農家は適用外
オーストラリア連邦政府が提供する、農家の資金繰り改善を目的に給付される農家世帯手当(Farm Household Allowance、FHA)の酪農家への適用で、オーストラリア国内で酪農業を営むニュージーランド(NZ)人には、FHAが今後も適用されないことが分かった。
粉乳ワトルが豪上場へ、時期尚早との見方も
メルボルンに本社を置く粉乳会社、ワトル・ヘルス・オーストラリアがこのほど、オーストラリア証券取引所(ASX)への上場を計画していることが分かった。
除草剤の被害、NSW南部の綿花の5割超に
ニューサウスウェールズ(NSW)州南部の綿花の5割以上が、ほかの農場で散布された除草剤によって被害を受けたことが、業界団体コットン・オーストラリアによって明らかになった。