茎葉から搾油、CSIRO新技術を実用へ
種子だけでなく茎や葉からも植物油が採れるようにするオーストラリア科学産業研究機構(CSIRO)の画期的な遺伝子技術を、米バイオテクノロジー企業アムフォラが商業化することになった。
食パン製造グッドマン、工場閉鎖7月に延期
オーストラリアの食パン製造最大手グッドマン・フィールダーは、閉鎖が決まっている西オーストラリア州のマラガ工場について、当初予定していた4月28日の生産停止期限を今年7月1日まで延期したことが分かった。
NZ酪農家、農場と環境管理の意識高まる
ニュージーランド(NZ)の第一次産業省(MPI)とグレーター・ウェリントン地方自治体、サステーナブル・ワイララパが共同で、酪農場の廃水管理システムの構築に取り組んでいる。
主要放牧地域、降雨は例年以下に、5~7月
色が濃いほど、降雨量が例年を下回る可能性が高い(BOM提供)
オーストラリアの主要な牛・羊放牧地域の多くで5~7月、降雨が例年の水準を下回る可能性が高いことが、オーストラリア気象局(BOM)の発表を基に、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)が2日に発表した。
豪政府、食材廃棄を30年までに半減目標
オーストラリア連邦政府が、現在国内で廃棄されている、900万トン以上、年間500億豪ドル(1豪ドル=約83円)相当の食材を、2030年までに半減させる目標を掲げている。
WAキンバリーのかんがい事業、新案が始動
西オーストラリア(WA)州北部キンバリー地区のオード(Ord)リバーかんがい地域で、新たなかんがい開発として、川の下にパイプを敷設し、重力を利用してかんがい水をオード・ウエストバンク区域に供給する計画が動き出した。
豪NZがヘンプ食品承認へ、新たな成長機会
ヘンプシード(麻の実)など、精神活性作用があるテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量がない、または少ないヘンプ(大麻)を原料とした食品について、オーストラリアとニュージーランド(NZ)での販売が合法化される見通しだ。
ウールワース、食品販売が7年ぶりの伸び
オーストラリアの小売り大手ウールワースの国内スーパーマーケット部門の第3四半期(1~3月)既存店売上高が、前年同期比で7年ぶりの強い伸びを示した。
マレーダーリング水還元策、直接買取中止へ
マレー・ダーリング盆地の水買い取り政策を担当する各州政府の閣僚は先ごろ、マレー川とダーリング川に合計で2,750ギガリットルの水を還元する目標について、今後はかんがい用水の直接の買い取りを行わないことで合意した。