2020年の木材輸出目標を引き下げ=マ業界団体
マレーシア木材評議会(MTC)は、2020年の国産木材輸出目標を当初の530億リンギ(1リンギ=約26円)から250億~300億リンギへと大幅に引き下げた。
NZ建築用の丸太価格、輸出需要で値上がり
ニュージーランド(NZ)の9月の国内建築用のS1丸太価格は、1トン当たり128NZドル(1NZドル=約81円)と前月127NZドルから上昇し、過去23年間で最高となった。
SA植林企、製材所とウッドチップ事業買収へ
オーストラリア・ビクトリア(VIC)州のメルボルンに拠点を持つ植林会社ワンフォーティーワン(OneFortyOne、OFO)・プランテーションズはこのほど、木材製品製造販売大手カーター・ホルト・ハービー・ウッドプロダクツ・オーストラリア(CHHWA)が南オーストラリア(SA)州マウントガンビア(Mount Gambier)に保有するジュビリー・ハイウエー製材所と、ビクトリア(VIC)州ポートランドのウッドチップ事業を買収することで合意したと発表した。
独バイエル、モンサント買収後も豪市場重視
米農業化学大手のモンサントの買収を9月に発表したドイツの医薬・農薬大手バイエルは、小麦の品種開発の未来は遺伝子組み換え(GM)よりハイブリッド種の開発にあると考えており、オーストラリアについては合併後も重要市場になるととらえている。
豪北部エビ養殖場、2025年完成でアジア輸出へ
エビ養殖会社シーファームス(Seafarms)・グループは、オーストラリア北部で進める、20億豪ドル(1豪ドル=約88円)規模のエビ養殖事業「プロジェクト・シードラゴン」について、2025年までの完成を目指す計画を明らかにした。
TAS産牛肉が高評価、MLA品質格付けで
オーストラリアの各州・準州の中で、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)が実施する食肉等級の格付け制度「ミート・スタンダード・オーストラリア(MSA)」の品質評価を受けた割合が2016/17年度に最も高かったのは、タスマニア(TAS)州だった。