NZ南部カキ、寄生虫被害で数千トン廃棄へ
ニュージーランド(NZ)南部のスチュワート島で養殖のカキから寄生虫ボナミア(Bonamia)が検出されたことを受け、NZ第一次産業省は被害拡大を防ぐために、今週からカキの廃棄処分を開始した。
マッシュHD、NZエコストアと合弁会社
エコストアの商品(同社提供)
アパレル大手マッシュホールディングス(千代田区)はこのほど、ニュージーランド(NZ)の日用品大手ピーター・クラウス・グループ(PKG)傘下のエコストアと、日本で合弁会社「エコストアジャパン」を設立した。
NSW州、農業・地方サービス予算を増額
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が来年度(2017/18年度)予算案の中で、農業・地方サービス機関であるローカル・ランド・サービシズ(LLS)への予算を2,300万豪ドル(1豪ドル=約84円)引き上げ、バイオセキュリティーや生物学的多様性、土地管理などを中心に1億8,200万豪ドルの予算を充てる方針を明らかにした。
TAS州サケ養殖、連邦政府が違法性調査
オーストラリア連邦政府の環境省は、タスマニア(TAS)州西部マッコーリーハーバーでサケの養殖を行う企業が、環境関連法に違反したかどうかを調査している。
NSW州新制度、雑草のリスク管理に懸念も
ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が向こう数カ月以内に、バイオセキュリティーに関するリスク管理責任を地域社会や産業、政府間で共有する「ジェネラル・バイオセキュリティー・デューティー(General Biosecurity Duty=GBD)」を導入する。
豪初の全品無料スーパー!オズハーベストが
廃棄食材の削減に取り組む非営利団体オズハーベストがこのほど、オーストラリアで初となる、商品が全て無料のスーパーマーケット「オズハーベスト・マーケット」をシドニーのケンジントンにオープンした。
気候変動の影響に地域差=ABARES
農業における気候変動の影響は地域によって異なり、雨の少ない内陸の穀倉地帯の周辺地域が最も打撃を受ける一方、雨の多い沿岸部は大きな影響を受けない─。
NSW農家、炭鉱反対で環境賞受賞
ニューサウスウェールズ(NSW)州ハンターバレー在住の酪農家、ウェンディー・ボーマンさん(83)がこのほど、同地の環境資源を炭鉱開発から守ったとして、環境分野のノーベル賞と言われる「ゴールドマン環境賞」を受賞した。
デビーの被災農家支援、州と連邦政府が対立
先月のサイクロン「デビー」で被災したクイーンズランド(QLD)州の農家への政府給付金をめぐり、同州政府とオーストラリア連邦政府のいさかいが取り沙汰されている。