VIC州、非在来型ガス開発を永久禁止へ
オーストラリアのビクトリア(VIC)州政府は8月30日、今年後半に炭層ガス(CSG)など非在来型ガス資源の陸上開発を、州内で永久に禁止すると発表した。
30年後は牛よりカンガルー肉? 気候変動で
オーストラリアでは30年後、牛肉に代わってカンガルー肉の消費が増え、青果の生産が減少するとの予想が、地球温暖化による気候変動予測を基に、オーストラリアでの食生活や食糧生産への影響を調べた調査で示された。
星ダクストン、豪で水利権ファンド上場へ
シンガポール企業ダクストン・アセット・マネジメントは、水利権ファンドをオーストラリア証券取引所(ASX)に上場し、9,900万豪ドル(1豪ドル=約77円)を調達する計画だ。
ウイルスによるコイ駆除、生態系破壊か
オーストラリアの農業にとっての重要な水源であるマレー・ダーリング川で計画されている、ヘルペスウイルスの投入による外来種の野生のコイの駆除で、駆除を実施すれば結果的に水中の酸素が急激に減少し、周囲の生態系を破壊する恐れのあることが、アデレード大学の調査で分かった。
NT政府、マレーシア企に大量の水割り当て
オーストラリア・北部準州(NT)政府はこのほど、マレーシア系Taimatsu Australiaに対し、年間1万3,896ギガリットルの水権利を割り当てた。
北部開発、農業成長に期待しすぎ=教授
オーストラリア北部地域における農業生産の拡大はその可能性が過剰に評価されており、食糧庫としてよりも、むしろ再生可能エネルギーや教育、観光事業に焦点を当ててアジアを意識した開発を進めるべきだ─。
豪のツナ缶4割に環境認証、世界をリード
オーストラリアの店頭で販売されるツナ缶の43%以上で、持続可能な方法で漁獲されたマグロやカツオを使用したツナ缶に表示されるロゴ「パシフィカル(Pasifical)」や、英ロンドンに本部を置く非営利団体(NPO)の海洋管理協議会(MSC)による認証ロゴが表示されていることが分かった。
TASの洪水、農業被害7,000万$超に
6月に大洪水に見舞われたタスマニア(TAS)州で、農場およそ100カ所が深刻な被害を受け、被害総額が7,000万豪ドル(1豪ドル=約75円)を超えるとの見方が出ている。