NZ政府と園芸業界、害虫対策で合意
ニュージーランド(NZ)政府と園芸業界の6団体が13日、果物や野菜を食いつぶすことで知られる「クサギカメムシ(brown marmorated stink bug、BMSB)」の侵入を防ぐとともに、国内で大量発生した場合に協力して被害抑制に向けた対策を講じ、コストを共有することで合意した。
GM作物は環境と経済成長に寄与=報告書
遺伝子組み換え(GM)作物の栽培は過去20年間に、オーストラリアを含む世界26カ国で環境改善に大きく寄与したほか、生産農家の収入を押し上げるなど、経済成長を促しているようだ。
豪南部で引き続き乾燥予報、穀物業界が懸念
夏と秋に降雨に恵まれ、作付けシーズンに最良のスタートを切ったと見られていたビクトリア(VIC)州の穀物業界だが、1900年以降で最も雨の少ない6月を記録し、農家の多くが、向こう数週間以内に雨が降らなければ作物が失われると懸念を募らせている。
TAS、サケ養殖の汚染除去システム承認
タスマニア(TAS)州の環境保護局(EPA)はこのほど、同州のサケ養殖最大手タサルが州西岸のマッコーリー・ハーバーで試験的に利用中の汚染除去システムの使用を正式に承認した。
NZ南部カキ、寄生虫被害で数千トン廃棄へ
ニュージーランド(NZ)南部のスチュワート島で養殖のカキから寄生虫ボナミア(Bonamia)が検出されたことを受け、NZ第一次産業省は被害拡大を防ぐために、今週からカキの廃棄処分を開始した。
マッシュHD、NZエコストアと合弁会社
エコストアの商品(同社提供)
アパレル大手マッシュホールディングス(千代田区)はこのほど、ニュージーランド(NZ)の日用品大手ピーター・クラウス・グループ(PKG)傘下のエコストアと、日本で合弁会社「エコストアジャパン」を設立した。
NSW州、農業・地方サービス予算を増額
オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州政府が来年度(2017/18年度)予算案の中で、農業・地方サービス機関であるローカル・ランド・サービシズ(LLS)への予算を2,300万豪ドル(1豪ドル=約84円)引き上げ、バイオセキュリティーや生物学的多様性、土地管理などを中心に1億8,200万豪ドルの予算を充てる方針を明らかにした。
TAS州サケ養殖、連邦政府が違法性調査
オーストラリア連邦政府の環境省は、タスマニア(TAS)州西部マッコーリーハーバーでサケの養殖を行う企業が、環境関連法に違反したかどうかを調査している。