海藻使ったメタン抑制補助飼料、商業販売へ
オーストラリア科学産業研究機関(CSIRO)が開発し、牛からのメタン排出抑制効果がある海藻を使った補助飼料「フューチャーフィード(FutureFeed)」が、いよいよ商業販売される見通しだ。
ケロッグとマニルドラ、排出削減の取組み参加
米食品大手ケロッグと、オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州に製粉所を保有する穀物大手マニルドラ・グループが、チャールズ・スタート大学、フード・アジリティー共同研究センター(FACRC)とともに、温室効果ガス(GHG)排出量の削減を目指して米食品大手マースとサステナブル・フード・ラボが2017年に設立した「クール・ソイル・イニシアチブ(Cool Soil Initiative)」に参加したことが分かった。
スタートアップ世界コンペ、豪企業5社選出
農業系金融機関ラボバンクが世界の農業・食品系スタートアップを対象に実施した、企業や投資家との連携を強化するイベント「フードバイツ!ピッチ(FoodBytes! Pitch)」で、有望と選出された世界45社のスタートアップの中に、オーストラリアの新興企業5社が入ったことが分かった。
日本製紙のVICごみ発電、UAE企も参画
日本製紙グループ傘下の包装会社オパールが、仏系廃棄物処理大手スエズと提携してVIC州で進めるごみ発電事業計画に、UAEのエネルギー企業マスダールと同国の投資企業トライブ・インフラストラクチャー・グループが出資することが分かった。
廃材活用でCO2の質向上、NZで商用化へ
ニュージーランド(NZ)の新興テクノロジー企業ホット・ライム・ラボ(Hot Lime Labs)が、光合成の原料である二酸化炭素(CO2)の質を高め、温室栽培における作物の生産性と生育の向上を促す新技術の研究・開発を行っている。
今年はサイクロン多し!気象庁が注意喚起
オーストラリア気象庁(BOM)が、今年10月から来年4月までのオーストラリアの気候に関し、東部の洪水や北部のサイクロンの発生が例年よりも増加すると予想、「厳しい気候になる」として注意を呼びかけている。