炭素固定の森林優遇税制、農業に打撃
2008年12月12日
二酸化炭素を固定する造林事業への優遇税制は、植林拡大によって農地縮小を招くなど豪農業に大打撃を与える――豪議会で成立した新税制に対して、農村を支持基盤とする野党国民党の造反議員や豪農場研究所(AFI)などが強く反発している。
豪政府が交付金2,850万豪ドル、低環境負荷農業プロジェクトなどに
2008年11月28日
生態系を破壊する外来種のヒキガエル(ケーントード)や野生化した豚の退治、乾燥した牧草地の生産性向上、食糧生産に有害な雑草の駆除――豪政府は20日、全国で公募した持続可能な農業技術の研究開発や環境保護プロジェクトに対して、総額2,850万豪ドルの交付金を支給すると発表した。
WA州の炭鉱開発、周辺農家に影響
2008年11月21日
西オーストラリア(WA)州南部のエスペランス北部を中心に同州には7億6,200トン規模の褐色炭坑の鉱床が広がっており、パース拠点の金鉱開発会社ブラックハムがその大規模開発を検討している。
リバーランド地方、州政府救済策を歓迎
2008年11月7日
南オーストラリア(SA)州政府がかんがい農家に対して実施する総額6,700万豪ドルの支援策は、苦境のリバーランド地方にとっては15億豪ドル相当の価値になる――フルーツ・ジュース製造ニッピーのクニスペル社長の見解を基に、3日付ウィークリー・タイムス紙が伝えた。