VICで5年に一度の天災、強風で1人死亡
時速120キロメートルの強風に襲われたオーストラリア・ビクトリア(VIC)州では9日、メルボルン北東のミルグローブで倒れた木によって自宅にいた女性1人が死亡し、少なくとも6人が負傷、12万8,300世帯で停電となるなどの被害が発生した。
収穫前の農家に打撃、被害額拡大へ 東部の大雨に西部の霜害
オーストラリアの南東部を襲った大雨による被害が拡大しており、ニューサウスウェールズ(NSW)州での洪水による農産物への被害は優に5億豪ドル(1豪ドル=約79円)を超える見通しだ。
SA停電、嵐による送電系統障害発生が原因
オーストラリアの業界団体のエネルギー市場オペレーター(AEMO)は5日、南オーストラリア(SA)州で発生した大規模停電に関する報告書を発表し、先月28日の嵐により送電系統に複数の障害が発生したことが原因との内容をまとめた。
VIC州、非在来型ガス開発を永久禁止へ
オーストラリアのビクトリア(VIC)州政府は8月30日、今年後半に炭層ガス(CSG)など非在来型ガス資源の陸上開発を、州内で永久に禁止すると発表した。
30年後は牛よりカンガルー肉? 気候変動で
オーストラリアでは30年後、牛肉に代わってカンガルー肉の消費が増え、青果の生産が減少するとの予想が、地球温暖化による気候変動予測を基に、オーストラリアでの食生活や食糧生産への影響を調べた調査で示された。
星ダクストン、豪で水利権ファンド上場へ
シンガポール企業ダクストン・アセット・マネジメントは、水利権ファンドをオーストラリア証券取引所(ASX)に上場し、9,900万豪ドル(1豪ドル=約77円)を調達する計画だ。
ウイルスによるコイ駆除、生態系破壊か
オーストラリアの農業にとっての重要な水源であるマレー・ダーリング川で計画されている、ヘルペスウイルスの投入による外来種の野生のコイの駆除で、駆除を実施すれば結果的に水中の酸素が急激に減少し、周囲の生態系を破壊する恐れのあることが、アデレード大学の調査で分かった。
NT政府、マレーシア企に大量の水割り当て
オーストラリア・北部準州(NT)政府はこのほど、マレーシア系Taimatsu Australiaに対し、年間1万3,896ギガリットルの水権利を割り当てた。