豪人の消費行動に変化 小売業界は不安定化
オーストラリアの消費者の食品購入行動に変化が見られる─。小売大手ウールワースが指摘している。急上昇する食品価格を背景に、消費者はタンパク源を高価な牛肉から鶏肉に変え、野菜も冷凍ものの購入を始めたという。同社がこのほど発表 […]
豪7月の小売売上高、インフレ懸念も1.3%増
豪政府統計局(ABS)が先月29日に発表した7月の小売売上高(季節調整値)は、346億6,930万豪ドル(1豪ドル=約95円)と前月比1.3%増で、前年同月比は16.5%増だった。インフレ加速の家計への影響が懸念されてい […]
NZスーパーに新規範、適正な卸価格義務付け
ニュージーランド(NZ)の食品小売業界に、新たな「行動規範」が適用される。ビジネス・イノベーション・職業省の発表によると、大手スーパー2社には小規模の小売業者へ適正な卸売価格で商品を販売することが義務付けられ、これに違反 […]
豪畜牛価格の上昇続く、市場に自信
オーストラリアの畜牛価格のベンチマークとなる東部地区若齢牛指標価格(EYCI)が、直近の1カ月で急速に上昇している。7月末に直近1年間の最安値となる8.85豪ドル(枝肉1キロ当たり、1豪ドル=約96円)を付けた後、急速に […]
牛肉トリミングの需要増へ、NZに恩恵も
農業系金融機関ラボバンクはこのほど発表した四半期ごとの報告書の中で、インフレ加速と経済成長の鈍化を受け、牛肉のプライムカットを切り出した後に残った部分(トリミング)に対する世界的な需要が1年以内に増加すると予測している。 […]
豪の肥育牛頭数、歴代3位の高水準
オーストラリアの2022年第2四半期(4−6月)の穀物肥育牛は119万5,466頭で、前期から7万4,461頭減少したものの、依然100万頭を超え、歴代3位となる高水準の頭数を維持していることが、業界団体オーストラリア・ […]
生体家畜輸出業界、規制の見直しを要求
オーストラリアの生体家畜輸出業界が農業省に対し規制の見直しを求めている。直近の5年間で、生体家畜の輸出頭数が半減したにも関わらず、規制コストが3倍に跳ね上がったことが背景だ。業界は声明で、強力な規制と政府による規制コスト […]
枝肉品質の測定技術、 MLAが開発支援
オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)は、牛肉と羊肉の枝肉の品質特性を測定する技術の開発を支援している。オースミート(AusMeat)による認証を促進し、商業化を進める狙いだ。ビーフセントラルが伝えた。 コンテンツ […]
NZフォンテラ、乳価予想ついに引き下げ
ニュージーランド(NZ)の乳業最大手フォンテラがこのほど、今シーズンの予想生産者乳価を引き下げた。直近の需要の減少とインフレ進行を反映し、同社の新たな予想生産者乳価は中間値9.25NZドル(1NZドル=約84円)で、前回 […]
乳業ベガが社名変更、22年度通期は利益7割減
オーストラリアの乳業大手ベガ・チーズがこのほど、社名をベガ・グループに変更した。同社の多様化する食品・乳製品ポートフォリオを反映するため。また、通期決算では、売上高は大幅に増加したものの、コスト増の打撃を受け、法定利益は […]