多様化する食のかたち-フードトレンド・リポート-
第13回 プラントベース・ミルク

今回は代替ミルクについてみていきます。代替ミルクは他の代替食品と比較して顧客のターゲット層が広く、市場は生活費が高騰する昨今も衰えることなく拡大しています。

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FROM OCEANIA TO JAPAN
第448品 ウオーター・ストリート・コレクティブのライド

ウェルビーイング(心身の健康)という言葉をさまざまな場所で聞きます。シドニー拠点の食品会社ウオーター・ストリート・コレクティブの場合、60ミリリットルの容器に入った自社の機能性飲料「ライド(Ryde)」を「ワンショットに […]

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編集長コラム「オセアニア農業の歩み」
湖城の窓から「もめる農業界」

オーストラリアの農業界がもめています。一つはバイオセキュリティー保護賦課金(BPL)について。BPL制度は、バイセキュリティーを強化する費用を農林水産業界などが生産高に応じて負担する仕組みです。先月の政府案の発表時点で農 […]

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ことの葉
オーストラリアシック

日本への本帰国が決まっている友人と会食した際、日本に帰った後に恋しくなるオーストラリアの食文化という話になった。筆者はそこで酒をレストランに持ち込めるBYOを挙げたが、彼女は余った料理を持ち帰る文化とした。 食の細い彼女 […]

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ウェルスのトリビア
ウェルスのトリビア

オーストラリアの食品小売業界で、森林破壊防止の取り組みが最も進んでいると評価されているのはどのスーパーでしょうか?(答えは記事中に)

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トップ記事
豪農業予算、干ばつと気候変動に焦点 「生産者支援がない」と批判も

オーストラリア連邦政府は14日、2024/25年度(6月期)予算案を発表し、農業関連分野に8年間で7億9,800万豪ドル(1豪ドル=約102円)を配分した。農産物貿易におけるオーストラリアの存在感を維持することを目的に、 […]

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バイオ・肥料
バイオセキュリティー賦課金、見通し立たず

オーストラリア連邦政府が今年7月に導入を予定しているバイオセキュリティー保護賦課金(BPL)の決議に関し、上院でキャスチングボートを握る無所属議員や環境政党グリーンズ(緑の党)が正式に反対を表明したことが分かった。BPL […]

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畜産
豪政府、28年に生体羊の洋上輸出禁止へ

オーストラリア連邦政府がこのほど、生体羊の海運による輸出を2028年5月に禁止すると発表した。政府は影響を受ける業界向けに、2024/25年度予算で総額1億700万豪ドル(1豪ドル=約102円)の移行支援パッケージを用意 […]

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畜産
EU森林破壊防止規制、豪牛肉業界が不安視

欧州連合(EU)が今年12月から、牛肉や大豆、コーヒー、パーム油などの一部の輸入商品に関して、2020年末以降に森林破壊・伐採が行われた農地で生産されていないことの証明を輸出業者に求める「森林破壊防止のためのデューデリジ […]

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畜産
赤肉業界の炭素排出量、05年比で78%減

オーストラリアの赤肉業界で、2021年における温室効果ガス排出量が31メガトン(二酸化炭素=CO2=換算)となり、2005年の排出水準を78%下回ったことが、オーストラリア科学産業研究機関(CSIRO)の報告書で明らかに […]

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