第198品 グルテンフリー・フードのマカロニチーズ
米国の食卓の定番で、オーストラリア人も大好きな料理といえば、マカロニチーズです。「マッケンチーズ」の愛称で親しまれており、時々無性に食べたくなるこってりした味わいが特徴です。クイーンズランド州サンシャインコーストで創業したグルテンフリー・フードのマカロニチーズは、ビーガン、グルテンフリー、ナッツフリーと3拍子揃いで、厳しい食事制限のある人も楽しむことができます。
同社の創業者のモニカ・トップリスさんは、生まれつき軽度のセリアック病を患っており、小さい頃からグルテンを控える生活を送っていました。イタリア料理レストランを営む両親を持つ彼女は、その強みを生かし、ジュースバーやペストリーショップなどを経営し成功してきましたが、次第にひいき客からグルテンフリーの商品がないか問い合わせを多く受けるようになります。その頃モニカさん自身にもセリアック病の症状が完全に出始めたことから、グルテンフリーの食品だけを扱う事業を開始したそうです。
今回紹介するチリチーズ味は、チリの辛味とココナツの風味がきいているため、さっぱりとして食べやすいです。価格は1パック4人分で8.95豪ドル(1豪ドル=約73円、価格は調査当時)。本家と比べると物足りないかもしれませんが、カロリーも控えめで罪悪感なく楽しめそうです。(岩下)
投稿者プロフィール
最新の投稿
- トップ記事2024年11月22日豪の牛群、4年ぶり縮小局面に 供給確保が困難に?
- 酪農2024年11月22日注目集まる「スマートカラー」システム タスマニア州の酪農現場リポート(上)
- 企画・特集2024年11月22日第475品 プディングス・オン・ザ・リッツのブラウニーミックス
- 豪・NZ主要農畜産地域の降水量2024年11月22日豪・NZ主要農畜産地域の降水量 11月14日~20日