第84品 コーンチップスのチーズルズ

オレンジの強烈な色ですが、人工着色料は使っ
ていません
日本人の間でオーストラリア版「カール」とも呼ばれる、オーストラリア生まれのコーンスナック「チーズルズ(Cheezels)」を今回は取り上げます。チーズ味で、形が輪っか状なのが特徴です。子どもが指にはめて遊んだりしていますが、大人の指でも入る大きさです。コーンが原料なのでグルテンフリー。マレーシアなどでも人気のスナックです。この「オリジナル・チーズ」味、チーズの味が濃く、筆者には塩辛く、のどが渇きそうです。価格は箱入り110グラム入りで2豪ドル(1豪ドル=約84円、価格は調査当時)です。
チーズルズが販売されたのは1971年。当時子どもだったX世代にとっておやつの定番でもあり、現在親となった彼らが子どもたちと一緒にチーズルズを食べているのを見かけることもよくあります。
チーズルズを製造するのは、食品飲料大手スナック・ブランズ・オーストラリア。複数のブランドを展開する国内の塩味スナック菓子業界2位です。昨年にはフィリピンの菓子最大手、ユニバーサル・ロビーナが同社の買収を発表しました。「Australian owned(オーストラリア資本)」ではなくなったスナック・ブランズ・オーストラリアですが、包装には誇らしげに「Australian Made(国産品)」と書かれています。(葉羽)
投稿者プロフィール
最新の投稿
FROM OCEANIA TO JAPAN2025年7月3日第505品 マギー・ビアのアイスクリーム
豪主要農畜産地域の降水量2025年7月3日豪主要農畜産地域の降水量 6月26日~7月2日
編集長コラム「オセアニア農業の歩み」2025年7月3日オセアニア農業の歩み「畜産業界は正念場」
ことの葉2025年7月3日ことの葉「世界のSUSHI」