第500品 ファースト・プレスのコールド・ドリップ・コーヒー

1本で10 ショット分なので一気に飲むのはおすすめしません

今回は、オーストラリアのスーパーマーケットで販売されているファースト・プレスのアイスコーヒー飲料「コールド・ドリップ・コーヒー」をご紹介します。

カフェ文化が根付くオーストラリアでは、これまで日本と比べてスーパーの冷蔵庫セクションで手に入るコーヒー飲料の種類はあまり多くありませんでした。代わりに乳飲料のバリエーションが豊富で、チョコミルクやイチゴミルクに加え、「エスプレッソミルク」があるなど、コーヒーは主に乳飲料のフレーバーの一種として展開されていました。

2019年にサントリーの缶コーヒー「BOSS」が現地スーパーに登場して以降は、コーヒー飲料の選択肢も徐々に広ってきた印象がありますが、依然としてラテやカフェモカといったミルク入りのタイプが主流で、本格的なブラックコーヒーはまだまだ希少です。そんな中で、ボスに並びブラックコーヒーを展開しているのがファースト・プレスです。

2013年にコーヒーの街メルボルンで創業した同社は、「手軽」かつ「あなたにとってより良いもの」をコンセプトに掲げ、砂糖、乳製品、添加物不使用の製品を提供しています。独自に開発したコールドドリップマシンで抽出されるブラックコーヒーは、ほんのりとした甘みとなめらかな口当たりが特徴。渋みや酸味がなく、すっきりとしたのみ心地です。価格は500ミリリットル入りで13豪ドル(1豪ドル=約93円)でした。午後の眠気覚ましに1杯いかがでしょうか。(猫山)

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