第470回 ブルックベール・ユニオンのジンジャービール

「アジアをイメージ」と言っても日本ではなさそう...

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州にある醸造所、ブルックベール・ユニオンは、ウォッカやラム、バーボンをベースにした多様なRTD(ふたを開けてすぐ飲める)アルコール飲料を販売しています。今回はその中から「ジンジャービール」をご紹介します。

同社の商品の特徴は、なんと言ってもこのにぎやかなパッケージ。頭から炎が飛び出す象が描かれたジンジャービールのラベルは、生姜の主要生産国であるアジアをイメージしたといいます。ただ、同社のジンシャービールに使用されている生姜はオーストラリア産。甘みの中に、しっかりとスパイスを感じます。アルコール度数は4%で、グイグイ飲めてしまうので要注意。1缶6.5豪ドル(1豪ドル=約100円)。

ちなみにオーストラリアでも酒類販売規制の関係で、ほとんどのスーパーでアルコール飲料を販売していません。ウールワースなどでみかけるお酒のような飲み物は全てノンアル飲料です。こちらにある「ジンジャービール」はソフトドリンクなのでお間違えのないよう。オーストラリアに来て間もない頃にだまされたのは、筆者だけではないはず。

ブルックベール・ユニオンはほかに、アルコール入りレモネードなども販売しています。スーパーではなく酒屋で、カオスなパッケージを目印に探してみてください。(猫山)

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