編集後記- vol.350

日本で大人気のぬいぐるみ病院。我が家の20歳を超える年季の入ったぬいぐるみも綺麗に修理してもらいたかったのですが、日本のみのサービスで断念。シドニーで類似のサービスを探しましたが、見つかったのは人型のリアルな人形の修理サービスのみ。顔や腕の欠けたドールの写真が大量に掲載されており、WEBサイトもどことなくホラーでした。(松子)

 

日本でぬいぐるみ病院が大人気だとか。それは日本生まれのキャラクターが充実していることも関係しているでしょう。古くはドラえもんから、ハローキティ、ポケモン、怪獣なんたらなどなど、挙げれば切りがありません。それがぬいぐるみになって大量に生み出され、それを補修する業界も生まれます。カンガルーやコアラのぬいぐるみだけじゃつまらないです。(西嵐)

 

日本で大人気のぬいぐるみ病院。一昔前だったら家族の誰かがその場ですぐに修繕してくれたと思いますが、こんにち裁縫の腕前に自信を持つ人は絶滅危惧種。修繕、もとい治療の外注が拡大することで、保険や救急車サービスをはじめ、ぬいぐるみの健康管理アプリなどの新規事業も出てくるのでしょうか。(梅枝)