編集後記・湖城の窓から- vol.425
【編集後記】
ずっと気になっていた、近所のテイクアウェー店に行ってきました。店員が愛想よく接客してくれたのですが、料理を注文して受け取りを待つ間、他の店員さんがショーケースの外に転がったおかずをケース内に戻す瞬間を目撃。オージーには何でもないのでしょうが、こっちは何とも言えない気分になりました。もう行くことはないでしょう。(百芍)
ちょっと気になっていた、近所のインド系スーパーに行きました。さすがインド人経営のお店で、さまざまなカレー系の商品やスナック菓子があります。しかし、レジの女性はえらく時間をかけていて、客は2人しかいないのにかなり待たされる羽目に。インドでは何でもないのでしょうが、もう行くことはないで
しょう。(西嵐)
とても気になっていた、カプセルタイプのコーヒーメーカーを使ってみました。香りも良く、これまで飲んでいたインスタントコーヒーに比べ味は格段に違います。しかし問題は、カプセルの価格で何と7倍。悲しい気分になりました。一杯では何でもないのでしょうが、もうカプセルを買うことはないでしょう。(尋助)
【湖城の窓から】
先週号の特集「農業ビジネス!」でも取り上げていますが、現在の日豪間には日本の果物の品種を季節が逆の豪州でも生産し、両国から途切れなくアジア市場へ供給するという計画があります。ただ、課題も多いようで2017 年の覚書締結以降、寡聞にして輸出が始まったという話は聞いたことがありません。そんな中、台湾産ライチの試験栽培がQLD州で始まったという記事を今週号に掲載しました。今後6種類の品種を試すそう。成功すれば台豪両国が貿易を開始するのは必至でしょう。日本の関係者によると、品種の輸出は、利益を生むビジネスモデルの策定から、品種の盗用防止管理、検疫のクリアやロジ整備など、解決すべき問題が山積するとか。日本の生産者はそれで及び腰になってしまうそう。しかし折角の覚書も後発国に抜かれないようにしてほしいもの。貿易のプロの参加が必要という声も聞かれますが、同時にリーダーも必要でしょう。さもなくば、船頭多くして船山に登る、に?(ウェルス編集長)
【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】
長引く干ばつが、オーストラリアの農業に大きな影響を与えています。さて、クイーンズランド州農業省の研究者が推奨した、干ばつには特段に強く栄養価も高いマメは何でしょうか?(答えはこちら)