編集後記・湖城の窓から- vol.453
【編集後記】
割と肌に敏感なので、食器を洗う時は洗剤による手荒れ防止に常にゴム手袋をしています。ただ最近は店に置いてある手のアルコール消毒の品質が悪いと、すぐに手が荒れてしまい困っています。こればかりはゴム手袋でも意味がない気がするので、いつも内心はおっかなびっくり手を差し出している自分がいます。(花坊)
割とニュースに敏感なので、世界のニュースはいつも気になります。ただ最近は日本の新聞よりも、ユーチューブの方が格段にクオリティーが高くなっています。それに日本の新聞は、行儀良い論調を心がけすぎて内容空疎の記事に仕上がっている気がするので、いつも内心は新聞にガッカリしている自分がいます。(西嵐)
割と流行に敏感なので、スキンヘッドにしています。ただ最近は直射日光で刺激が強すぎたため、頭皮の発毛力が今ひとつで、流行を追っているのか自然にそうなっているのか、判別できなくなっています。うすうすスキンヘッドは流行ではない気もしているので、いつも内心は次は髭がトレンドだと信じている自分がいます。(尋助)
【湖城の窓から】
オーストラリアの農業界に携わる人であれば、誰もが活用しているのが農業省傘下のシンクタンクABARESの情報でしょう。農産物の生産見通しや輸出入動向といったマクロな情報から、先週の「オーストラリアで始める農業ビジネス!(第11回)」で著者の今林氏が紹介している野菜別灌水量というような実用的な情報まで、多種多様なデータが公開されています。
先週、各国政府がどの程度自国農業に補助金を出しているかという分析が、新たに掲載されました。以前この欄で取り上げたこともありますが、今回の最新分析でもオーストラリアの自国農業への補助金は格段に少ないことが分かりました。OECD平均では、農家収入の約20 %が政府による補助金ですが、オーストラリアでは約1%。ほとんどないに等しいでしょう。ただ、支援が少ない国ほど、その農業はパフォーマンスに優れ、多い国よりも急速に農家の収入が増加することが、研究で判明しているそうです。
ちなみにオーストラリアよりもさらに公的補助が少ない国が1カ国だけあります。それはニュージーランドでした。南半球、シビアですね。(ウェルス編集長)
【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】
NZの青果業界が、化学薬品の使用を減らしながら作物の生産量を増やす取り組みを始めました。このキャンペーンを何と呼ばれているでしょうか?(答えは記事中に)