編集後記・湖城の窓から- vol.447
【編集後記】
新規感染者数が少なくなると、 急に街に出ている人の数が増えた気がします。オージーはマスクもしないのに咳をする人が多く、そういう人がいるとすかさず、距離を取るようにしています。「油断大敵」という言葉は英語で「Security is the greatest enemy」と言うそうなので、今度そういう人が居たら、ぼそっとつぶやいてやろうと思います。(花坊)
新規感染者数が少なくなると、 規制明けに何をしようかと夢を膨らませてます。まずはジムに行って、それから友人とカフェでだべって、それから日本食レストランに行って、それから映画館にも行ってやろうかな、それからユニクロやMUJIで買い物したり……。街の経済活性化に少しでも役立ててやろうと 思います。(西嵐)
新規感染者数が少なくなると、気になるのは朝晩の通勤。今は他に乗客はおらず、ほぼ貸し切りのバスですが、いつか以前のようなすし詰めに戻るのでしょ う。コロナの心配か不快な通勤か。やっぱり何の心配なく乗車できる方でしょう。すし詰め状態に戻ったら、いっそ歩いてやろうと思います。(尋助)
【湖城の窓から】
新型コロナに関して、弊誌で最初に取り上げたのは1月31日でした。当時オーストラリアやニュージーランド(NZ)の農業界ではコロナは中国の問題、対岸の火事、と見ていたきらいがあります。輸出先の混乱としてとらえ、NZの林業界などでは「中国からの圧力を緩和するチャンス」という声も聞かれました。オーストラリアの肉牛業界でも他国と異なり、まん延当初は価格が上昇しました。あくまでも自国は影響ないという憶測から来るものでしょう。当時混乱していたのは、水揚げのほとんどが中国向け高付加価値輸出品となるロブスター業界だけだった気がします。
その後、この問題が最初に顕在化したのが出入国を伴う旅行業界だったことで、渡航禁止に二の足を踏んだ気もします。オーストラリアはアフリカ豚コレラの遮断に成功し、感染国への供給拡大につなげました。早い段階での自国の隔離ができたなら、農業界にとっては輸出拡大の好機になっていたはず、というのは言い過ぎでしょうか。(ウェルス編集長)
【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】
大手小売りコールズが、刺し身でも食べられるマグロの販売を始めました。残念ながら全店舗ではないそうですが、東部州の何店舗で販売されるのでしょうか?(答えはこちら)