ファイン・フードがメルボで開催、900社超が参加

南半球最大規模の食品・ホスピタリティー展示会「ファイン・フード・オーストラリア2026」が8月31日-9月3日、メルボルンで開催された。食品や飲料、包装資材、調理機器などを扱う国内外の900社を超える企業が出展した。【ウェルス編集部】

会場は、メルボルン・コンベンション・アンド・エキシビション・センター(MCEC)で、初日の31日午前中には入場に長い列ができていた。多数の試食販売も行われた。中でも注目を集めていたのが広島県から初出展した矢野食品のブースだ。冷凍わらび餅や団子などの和菓子類の試食には、アジア系の来場者だけでなく、白人系オージーも多く集まった。ブースの担当者は、「わらび餅の存在を初めて知った人も多く、認知度はこれからだが、ビーガンでグルテンフリーのヘルシーなデザートとして受け入れられそうだ」と話した。

矢野食品のブースには試食を求めて大勢が集まった

■機能性あるプロセスチーズに商機

乳製品専門商社ラクト・ジャパンのオーストラリア子会社、ラクト・オセアニアは、機能性を持たせた角切り状のチーズを紹介し、カフェやベーカリーの経営者らがブースを訪れた。グループ会社であるラクト・アジアのシンガポール工場で製造された商品だ。

同社は、今までオーストラリアになかった機能性があるプロセスチーズの輸入販売に商機があるとみている。特に、加熱しても形が残りやすい特性を持つ角切り状のチーズがパイのトッピングやソーセージの具材として評価されているという。

トッピングに適している機能性プロセスチーズ

■おにぎり需要増で機械導入進む

日本のコンビニ向けおにぎり製造装置で9割以上のシェアを持つ不二精機(福岡市)は、おにぎりや巻きずしの製造機を紹介した。

来場者の目を引いていたのが、1時間に約2,800個を成形できるおにぎり製造機だ。米飯を強く押し固めず、軟らかくふっくらと仕上げられるのが特徴。同社の海外営業担当者は「オーストラリアでは人件費の高さを背景に強いニーズがあり、個人経営の飲食店やセントラルキッチンで機械の導入が進んでいる」と述べた。また、シドニーやメルボルンなどではおにぎり専門店も開業し始めており、おにぎり自体への需要も高まっているとした。

不二精機(福岡市)のおにぎり製造機

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ウェルス編集部

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